macOS向けのデスクトップパスワード同期のセットアップ
macOS向けのデスクトップパスワード同期は、コンピューターのサインイン資格情報とOktaの資格情報を同期させます。組織とOktaに対するIDの検証にはOkta Verifyが使用され、制限されたアプリと情報へのアクセスが許可されます。macOSデバイスにサインインすると、Okta FastPassを使用してOktaの資格情報を使ってサインインすることでコンピューターとローカルアカウントを登録することが求められます。
サインインエクスペリエンスは、組織の構成に応じて異なります。
開始する前に
モバイルデバイスにOkta Verifyアカウントがセットアップされている必要があります。「Android用のOkta Verify」または「iOS用のOkta Verify」を参照してください。
管理者から認証にTouch IDを使用するように求められた場合は、デスクトップパスワード同期の登録を開始する前に、そのTouch IDがmacOSデバイスにセットアップされていることを確認します。
資格情報を登録する
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macOSコンピューターを起動します。
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ユーザー名とパスワードを入力します。
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サインインに成功すると、システム通知が表示されます。[Register(登録)]をクリックし、プロンプトに従います。登録リクエストを無視または却下すると、10分後に再表示されます
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コンピューターにOkta Verifyがインストールされます。アプリケーションへのサインイン時にユーザー検証方式としてTouch IDを使用するかどうか選択します。Touch IDの使用をオプトアウトする場合、検証方式として生体認証を求めるプロンプトは表示されません。
macOSのローカルアカウントパスワードとOktaパスワードが正しく同期されると、Oktaパスワードを使ってコンピューターにサインインできるようになります。今後いずれかのパスワード(ローカルmacOSパスワードまたはOktaパスワード)が変更されたときは、パスワードの同期を維持するために資格情報の再登録が求められる場合があります。
デスクトップパスワード同期でサインインする
macOSコンピューターにサインインするとき、またはmacOSコンピューターのロックを解除するときには、サインインが求められます。登録フローが完了したら、Okta資格情報を入力します。これにより、ローカルアカウントパスワードとして使われるOktaパスワードがセットアップされます。サインインすると、ローカルコンピューターへの認証済みアクセスができるようになります。ローカルコンピューターのパスワードは無効または不要になります。
関連項目
Android用のOkta Verify
iOS用のOkta Verify