Okta Mobility Management
Okta Mobility Management(OMM)は、モバイルデバイスのセキュリティを保護し、それを構成することによって、仕事用のメール、カレンダー、連絡先、およびアプリにアクセスできるようになります。管理者によってOMMが有効にされている場合、このサービスに登録する必要があります。
はじめに
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OrganizationでOkta FastPassを使用している場合、Okta Mobileは使用できません。アプリにアクセスするには、モバイルブラウザーでOkta Dashboardに移動するか、Okta Verifyの[Open dashboard(ダッシュボードを開く)]をタップしてください。
Okta FastPassを使用しているかを確認するには、Okta Verifyを開いてアカウントをタップしてください。Okta FastPassに緑色のチェックマークが付いている場合、OrganizationはOkta FastPassのサインイン方法を使用しています。
- OMMの登録中に、モバイルデバイスのPINまたはパスワードの設定を求められます。Oktaポリシーで4桁のPINが許可されています。
- お客様のデータのプライバシーはOktaにとって重要です。個人データは会社のデータと区別されており、Organizationがそのデータにアクセスすることはできません。Oktaが管理するのは、企業データのセキュリティ確保と保護に必要な情報のみです。OMMによって管理されるデータの種類は以下のリストのとおりです。
OMMで閲覧できるデータ
OMMで閲覧できないデータ
デバイス名 個人のメール、カレンダー、連絡先 *電話番号 SMSまたはテキストメッセージ シリアル番号 ブラウザ履歴 モデル名とモデル番号 FaceTimeまたは電話の通話ログ 利用可能容量と空き容量 個人のリマインダーとメモ OSのバージョン番号 すべての利用頻度 **インストール済みアプリの名前 デバイスの位置情報 *電話本体ではなく会社のディレクトリから取得されます。
**個人アプリについては、OMMでアプリ名のみ閲覧できますが、アプリのコンテンツは閲覧できません。
- OMMでデプロビジョニングできるのは仕事用のアカウントとアプリのみであり、IT部門の特別な要求に従う場合に限ります。デバイスが盗難にあった場合、すべてのコンテンツを消去するために、出荷時設定にリセットすることをご検討ください。なお、IT部門もユーザーのデバイスを出荷時設定にリセットすることができます。
- 以下の手順は、読者が現在Oktaユーザーであり、モバイルポリシーを含むグループに割り当てられていることを想定したものです。