Androidデバイスの正常性を確認する

デバイスがセキュリティリスクにさらされているかどうかを特定するために、セキュリティの正常性を表示できます。

OktaはOrganizationの構成に基づいてセキュリティチェックを実行します。

  • [OS version(OSバージョン)]:デバイスのオペレーティング システム(OS)のバージョンが最新かどうかを示します。
  • [Screen lock(画面ロック)]:デバイスが画面ロックのPINまたはパスワードによって保護されているかどうかを示します。
  • [Disk encryption(ディスク暗号化)]:デバイスのハードディスクが暗号化済みかどうかを示します。
  • [Disk encryption(バイオメトリクス)]:デバイスでバイオメトリクス確認が有効化されているかどうかを示します。

緑色のチェックマークは、デバイスがOrganizationで設定されたセキュリティルールを満たしていることを示します。黄色の感嘆符は、設定を変更してセキュリティコンプライアンスを満たす必要があることを示します。

  1. Okta Verifyを開きます。
  2. 右上にある[Device health(デバイスの正常性)]アイコンをクリックします。

    Okta Verifyメインページの[Device Health(デバイスの正常性)]アイコン

    修復アクションが必要な場合は、[Device health(デバイスの正常性)]アイコンにバッジが表示されます。

    Okta Verifyメインページで修復アクションを保留している状態の[Device Health(デバイスの正常性)]アイコン

  3. デバイスの各セキュリティチェックの正常性ステータスを表示します。
    • すべてのチェックに合格した場合、デバイスは安全です。
    • 警告がある場合は、手順に従って問題を修正してください。たとえば、Androidのバージョンをアップデートして特定のセキュリティパッチを適用するか、デバイスでバイオメトリクス(顔認証や指紋認証)を有効にする必要があることがあります。

      ディスクを暗号化しなければならない場合は、以下の点を考慮してください。

      • 電話機を電源に接続して、暗号化処理中にシャットダウンされないようにします。
      • 画面ロックのPINまたはパスワードを設定していない場合は、設定するようプロンプトが表示されます。このパスワードは覚えておいてください。電話の電源を入れるときや、ロック解除するときに入力する必要があります。暗号化後にPINまたはパスワードを変更する場合、暗号化を維持するにはPINのリセットが必要です。

      修復手順を完了すれば、デバイスはOrganizationのセキュリティルールを満たしています。これでOkta FastPassまたはOkta Verifyを使用して安全にアプリにアクセスできるようになりました。

関連リンク

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