Okta Workflowsで修復を構成する

早期アクセスリリース

Okta WorkflowsをIdentity Security Posture Management(ISPM)と共に使用して、ISPMコンソールからカスタム修復アクションを実行します。カスタム修復アクションは、Oktaか、Okta Workflowsコネクターを備えた他のISPM接続ソースを対象にできます。この統合により、修復プロセスが効率化され、ISPMが検知した問題をより迅速に解決できるようになります。

ISPM用にOkta Workflowsを構成するには、次の手順を実行します。

  1. Okta Workflowsで委任フローを構築する

  2. リソースセットを作成し、権限を割り当てる

開始する前の確認事項

次の設定になっていることを確認します。

ISPMコンソール

ISPMコンソールで、以下の設定を確認します。

  1. Okta ISPM - SSO OIDCアプリが、Okta orgのISPMと統合されていること。統合されていない場合は、「Oktaのシングルサインオンを構成する」の手順を実行します。これにより、ISPMがorgのOkta Workflowsに接続できるようになります。

  2. SSOに使用したのと同じOkta orgが、ISPMの接続ソースであること。そうでない場合は、「Oktaの統合」の手順に従ってください。

  3. アウトバウンド統合(Outbound integrations)ページで、 Okta Workflows のステータスが接続済み(Connected)になっていること。そうでない場合は、上記の手順1と2が正しく行われていることを確認してください。

Okta Admin Console

  1. Okta Admin Consoleにスーパー管理者としてサインインします。リソースセットの作成と権限の割り当てを実行できるのはスーパー管理者のみです。

  2. 任意。使用する委任フローに対して 委任フローの表示(View delegated flow)委任フローの実行(Run delegated flow)の権限を持つ既存のリソースセットを特定します。

Okta Workflows

  1. 任意。「委任フローを構築する」をご覧ください。

  2. 任意。フローの実行履歴と詳細を表示するには、Okta Workflows環境へのアクセスを取得します。

Okta Workflowsで委任フローを構築する

委任フローとは、管理者がOkta Workflowsに直接アクセスせずに、必要に応じて実行できるワークフローです。ISPM用にOkta Workflowsを初めて構成する場合は、事前に作成済みのWorkflowsテンプレートを使用するか、このトピックの手順に従って新しい委任フローを構築してください。既にこれらの手順で委任フローを構築済みの場合は、そのフローを再利用することも、新しいフローを構築することもできます。

新しい委任フローを構築する

  1. Okta Workflowsで、フローの作成(Create Flow)をクリックします。

  2. 委任フロー(Delegated Flow)イベントカードを選択します。このカードは、ISPMが送信する入力を定義します。

  3. ISPM JSONスキーマの例」を使用して、独自のカードを構築します。

  4. アクションを追加して修復ロジックを定義します。たとえば、フロー入力に対する応答としてアカウントの無効化や、メールの送信、グループメンバーシップの更新、または別のアクションを実行する修復ロジックを定義できます。

  5. フローをオンにします。

  6. フローを保存します。

  7. 実行(Run)をクリックし、UIのプロンプトに従ってOkta Workflowsでフローをテストします。

ISPM JSONスキーマの例

このスキーマは、ISPMがOkta Workflowsに送信するフィールドを表しています。これらの値をフロー内の入力または条件として使用して、修復アクションを自動化できます。

{
 "eventId": "f73a7741-6980-4d44-b0bf-13a2fa7ac556",
 "eventTimestamp": "2024-06-09T14:56:58Z",
 "eventSource": "Okta ISPM",
 "eventType": "issue.onDemand",
 "issueId": "Alert_V32uL3CHijlQYHq-uqTkqWOXSJ8~",
 "issueCategory": "Least Privilege",
 "issueSeverity": "High",
 "issueTitle": "Unused Admin Account",
 "issueFullDescription": "Admin Accounts not logged in interactively for 91 days.",
 "issueShortDescription": "Admin Accounts not logged in interactively for 91 days.",
 "issueDetectedAt": "2024-06-18",
 "issueSuggestedRemediation": "Assess the essentiality of listed accounts; disable or suspend as necessary.",
 "issueRiskAndImpact": "Unused, unmonitored accounts attract threat actors for gaining initial access or elevated permissions.",
 "issueLink": "https://{your-ISPM-url}/issues/Alert_V32uL3CHijlQYHq-uqTkqWOXSJ8~",
 "entityId": "Account_Q1SMRm3vfzomaZwevHIoL9kVhWU~",
 "entityIdInService": "00ktw0utvzPBXxny16x7",
 "entityType": "Account",
 "entityDisplayName": "john.smith@okta.com",
 "entitySourceProductName": "Okta",
 "entitySourceProductTenant": "example.okta.com",
 "additionalDataTypes": "Admin, Super admin",
 "additionalDataLastLogin": "03/28/2024"
}

リソースセットを作成し、権限を割り当てる

リソースセットは、ISPMユーザーが表示・実行できる委任フローを定義します。ISPMで使用できるのは、ユーザーに割り当てられたリソースセットのうち、委任フローの表示(View delegated flow)委任フローの実行(Run delegated flow)権限が付与されたリソースセットに含まれる委任フローのみです。ユーザーは、割り当てられたリソースセットと権限に応じて、ISPMでフローを表示・実行できます。

リソースセットを作成し、フローを割り当てるには、次の手順を実行します。委任フローの表示(View delegated flow)委任フローの実行(Run delegated flow)権限がある場合は、既存のリソースセットにフローを割り当てることもできます。

  1. Okta Admin Consoleで、セキュリティ(Security) > 管理者(Administrators) > リソース(Resources)に移動します。

  2. リソースを追加(Add Resources)をクリックします。

  3. セットに名前を付けます。例:ISPM_Remediation_Flows

  4. ISPM用に作成した委任フローをこのリソースセットに割り当てます。

  5. ISPMからこのフローを実行できるユーザーを割り当てます。

  6. 委任フローの表示(View delegated flow)委任フローの実行(Run delegated flow)権限を割り当てます。

  7. リソースセットを保存します。