OktaでSharePoint(オンプレミス版)を追加する

Okta orgにSharePoint (オンプレミス版)のアプリ統合を追加するには、次の手順に従います。

開始する前に

  • サポートされるバージョンのMicrosoft SharePointをインストールします。

    • SharePoint Foundation 2013
    • SharePoint Server 2013
    • SharePoint Server 2016
    • SharePoint Server 2019
  • SharePointインストーラーから前提条件を実行します。
  • ハードウェア要件を満たします。
  • バージョン固有の要件を満たします。

    バージョン 要件
    SharePoint People Picker(2.3.0.0より前のバージョン) .NET Framework 3.5以降をインストールします。
    SharePoint People Pickerバージョン2.3.0.0 サーバーがTLS 1.2をサポートするのを確認します
    SharePoint 2013、2016、または2019

    次のいずれかをインストールします。

    • TLS 1.2をサポートする.NET Framework 4.5以降

    • .NET Framework 3.5以降、およびここで提供されるいずれかのパッチ

  • Okta People PickerプラグインでOktaからユーザーとグループを読み取るための有効なAPIトークン。「Okta APIトークンを管理する」を参照してください。

    APIトークンは作成時にのみ表示され、後で取得することはできません。トークンを紛失した場合は、そのトークンを取り消して再生成し、People Pickerの構成で再構成する必要があります。

この手順を開始する

  1. Admin Console[Applications(アプリケーション)][Applications(アプリケーション)]に移動します。

  2. [Browse App Catalog(アプリカタログを参照)]をクリックします。

  3. SharePoint(オンプレミス版)を探して選択します。[Add Integration(統合を追加)]をクリックします。

  4. [一般設定]タブにインスタンスの値を入力します。これらの値は、SAMLアサーションの一部としてSharePointに接続して情報を送信するために使用されます。

    • [SharePoint Web Application URL(SharePoint WebアプリケーションのURL)]:このURLは、SharePointで実行中のWebアプリをポイントします(例:https://app1)。SharePointで複数のアプリが実行されている可能性があり、それぞれのアプリに対してOkta内のSharePointアプリが必要です。
    • [Application attributes(アプリケーション属性)]:管理者は、監査またはログの目的で、Oktaユーザープロファイル属性に関する情報をSharePointに送信できます。カスタムのOkta属性の送信もサポートされます。この情報は、SharePointでのアプリの認証や承認には使用されません。Oktaでは、通常はアサーションの一部としてUPNとメールのデータが送信されます。

      アプリ属性には次の形式があります。

      • [Okta User Profile Attribute(Oktaユーザープロファイル属性)]:例:firstName|${user.firstName}|http://okta.com/claims
      • [Imported Attribute(インポートされた属性)]:例: lastName|<appId>:${user.lastName}|http://okta.com/claims

        アプリIDは、アプリのURLから取得できます。

    • [Group filter(グループフィルター)]:このフィールドはSAMLアサーションの一部として送信されます。これは、SharePointの権限を確認するために使用されます。
  5. [SharePoint (On-Premise) app(SharePoint(オンプレミス版)アプリ)][Sign On(サインオン)][View Setup Instructions(設定手順を表示)]に移動し、SharePoint People Picker 2.3.0.0をインストールして構成します。

SharePoint(オンプレミス版)アプリでは、Oktaのグループプッシュはサポートされません。

SharePointサーバーに承認を構成するには、ADグループのみ、またはOktaグループのみを使用することをお勧めします。Active Directoryに対してプッシュグループを構成し、これらのグループをSharePointの承認に使用しようとすると、アプリへのアクセス時に問題が生じます。

次の手順

SharePoint(オンプレミス版)でOktaをクレームプロバイダーとして構成する