RADIUSサービスアドレスフィルタリング
セキュリティをさらに強化するために、特定のネットワークアダプターのIPアドレスを入力するか、(VPNサーバーなどの)IPアドレスのリストを追加して、RADIUSサービスへのアクセスを制限することもできます。これにより、不正なホストがRADIUSサービスにアクセスできなくなります。
重要: Okta RADIUS Serverエージェントバージョン2.28.0以降の場合、エージェントはクライアント接続に対してデフォルト拒否ポリシーを適用します。新規インストールの場合、エージェントは、クライアントIPの許可リストを構成して接続を許可するクライアントを指定するまで、どのポートもリッスンしません。2.28.0より前のバージョンからアップグレードする場合、既存の構成は保持されます。
アドレスフィルタリングを構成するには:
- RADIUSアプリのインストールフォルダーにある
config.propertiesファイルに移動します。アプリがデフォルト設定でインストールされている場合、ファイルパスは次のとおりです。C:\Program Files (x86)\Okta\Okta RADIUS Agent\current\user\config\radius\ - 構成ファイルをバックアップして、編集で間違っても回復できるようにしておきます。
- 任意のテキストエディターで
config.propertiesファイルを開きます。 - 任意。ネットワークアダプターへのアクセスを制限するには、ファイルに次のエントリを追加します。
<IP address>を、使用するIPアドレスに置き換えます。
たとえば、アダプターのIPアドレスがragent.network.bind = <IP address>10.10.10.110である接続を受け入れるには、次のように入力します:ragent.network.bind = 10.10.10.110 - RADIUSエージェントのバージョンが2.28.0以降の場合:このエージェントに構成されているすべてのRADIUSアプリのクライアントアクセスを制限するには、次のエントリをファイルに追加します。各
<IP address>を、許可するIPアドレスに置き換えます。ragent.client_ip_allow_list = <IP address>, <IP address>, <IP address>以下の値が使えます。*シンボル(すべてのクライアントを許可)。- IPアドレスのカンマ区切りのリスト。
none、denyの値、または値なし(エージェントはそのポートではリッスンしません)。
- RADIUSエージェントのバージョンが2.14.0から2.28.0の場合は、アップグレードすることを推奨します。そうするためには、ファイルに次のエントリを追加してクライアントアクセスを制限します。各
<IP address>を、使用するIPアドレスに置き換えます。
たとえば、ragent.network.accept.allow_list = <IP address>, <IP address>, <IP address>10.10.10.15、10.10.10.16、または10.10.10.17を使用しているクライアントからのパケットを受け入れるには:ragent.network.accept.allow_list = 10.10.10.15, 10.10.10.16, 10.10.10.17要確認:ragent.network.accept.white_listは、RADIUSエージェントバージョン2.14.0で廃止され、バージョン2.14.0から2.28.0まではragent.network.accept.allow_listに置き換えられています。 - 推奨。このエージェントで複数のRADIUSアプリを使用するorgでは、アプリごとに異なるクライアントを許可するために、次のエントリをファイルに追加します。各
<IP address>を、許可するIPアドレスに置き換えます。ragent.client_ip_allow_list.<port> = <IP address>, <IP address>たとえば、2つのアプリで異なるクライアントを許可するには、次のように入力します。ragent.client_ip_allow_list.1812 = 10.0.0.5,10.0.0.6 ragent.client_ip_allow_list.1645 = 10.0.1.10 - ファイルを保存し、
okta-radiusサービスを再起動して変更を有効にします。 - エージェントがリッスンしているポートを確認するには、エージェントログファイルをチェックします。
- INFOエントリは、ポートが特定のIPアドレスに制限されていることを示します。
- WARNエントリは、ポートがすべてのクライアント(
*)を許可することを示します。 Not listening on port(s)...というメッセージは、ポートに有効な許可リストがないことを示します。
- 非推奨。2.28.0より前のバージョンのRADIUSエージェントの動作を維持したい場合は、次のエントリをファイルに追加します。
fileragent.client_ip_allow_list = *