デプロビジョニングの詳細レポート

デプロビジョニングの詳細レポートは、ユーザーがデプロビジョニングされたアプリケーションに関するデータと、指定期間中のデプロビジョニングの開始方法に関するデータをSystem Logにクエリします。

デフォルトクエリのeventType eq "application.provision.user.deprovision"は、すべてのデプロビジョニングイベントを表示します。

フィルターを使ってユーザー名別、表示名別、アプリケーション名別などの結果を表示できます。「共通フィルター」を参照してください。

前提条件

  • このレポートは、次のいずれかの権限レベルを備えたユーザーが実行できます。

    • スーパー管理者

    • org管理者

    • 読み取り専用管理者

    • モバイル管理者

    • レポート管理者

パラメーター

レポートは、次のパラメーターを使ってフィルタリングできます。

  • 開始日と開始時刻

  • 終了日と終了時刻

  • タイムゾーン

  • Okta Expression Languageの検索

手順

  1. Admin Console[Reports(レポート)][Reports(レポート)]に移動します。

  2. [デプロビジョニングの詳細]をクリックします。

  3. レポートをフィルタリングする日付範囲を指定します。Oktaはイベントを90日間保持するため、最大3か月前までさかのぼって利用範囲を指定できます。

  4. 検索フィルターを指定します。より複雑なフィルターを構成するには、[Advanced Filters(高度なフィルター)]をクリックします。

  5. 検索アイコンをクリックしてレポートを生成します。

  6. カンマ区切りの値(CSV)形式の詳細なレポートファイルを入手するには、[Download CSV(CSVをダウンロード)]をクリックします。

  7. 返された各イベントの詳細を開くには、展開の矢印アイコンをクリックします。

  8. アクター、イベント情報、ターゲットの結果をクリックすると、さらに的を絞ったフィルターを作成できます。

    • 検索フィルターに変更を加えたら、検索アイコンの横にある[Save(保存)]をクリックして、その特定のフィルターのレコードを保存できます。新しいレポートに名前を付けると、[Reports(レポート)]ページの[System log(システムログ)]パネルの上に追加されます。

  9. 青いジオロケーションアイコンをクリックすると、世界のどこでイベントが発生したかを示す地図が表示されます(IPジオロケーションに基づく)。グリッドアイコンをクリックして、元のレポートUIに戻ります。

結果

生成されるレポートには、次のフィールドがあります。

フィールド名 フィールドの説明

Time(時刻)

イベントのタイムスタンプ

Actor(アクター)

イベントまたはアクションを発生させたアプリ統合またはユーザー

Event Information(イベント情報)

イベントまたはアクションの詳細

Target(ターゲット)

イベントまたはアクションの影響を受けたアプリ統合またはユーザー

共通フィルター

フィルター クエリ

ユーザーログイン(ユーザー名)によるフィルタリング

eventType eq "application.provision.user.deprovision" AND target.alternateId eq "someuser@foo.bar"

ユーザー表示名によるフィルタリング

eventType eq "application.provision.user.deprovision" and target.displayName eq "some name"

アプリケーションインスタンス名によるフィルタリング

eventType eq "application.provision.user.deprovision" AND (target.alternateId eq "Application name" or target.displayName eq "Application Name")

アプリケーションIDによるフィルタリング

eventType eq "application.provision.user.deprovision" and target.id eq "0oaSomeValue"

アプリケーションユーザー名によるフィルタリング

eventType eq "application.provision.user.deprovision" AND target.alternateId eq "someuser@foo.bar"

解像度によるフィルタリング:自動デプロビジョニング

eventType eq "application.provision.user.deprovision" and target.detailEntry.resolution eq "Auto Deprovisioned"

解像度によるフィルタリング:手動デプロビジョニング

eventType eq "application.provision.user.deprovision" and target.detailEntry.resolution eq "Manually Deprovisioned"

ユーザーとアプリケーションによるフィルタリング

eventType eq "application.provision.user.deprovision" and target.alternateId eq "someuser@foo.bar" and target.displayName eq "Application Name"