第三者管理者

第三者管理者は管理者のアクションの一部を実行できますが、次は実行できません。

  • Okta管理者メール通知の受信

  • Oktaサポートへの問い合わせ

  • Oktaヘルプセンターへのログイン

第三者管理者のシナリオ

一部の組織では、管理機能を実行するものの組織の直接の従業員ではない個人のためにOktaで管理者ロールを設定する必要があります。親組織は管理者機能用のカスタムポータルを作成することもできるため、第三者管理者がOktaのインターフェイスを目にすることはありません。

以下のシナリオを検討してください。

  • orgのサポートチームがサービスを第三者にアウトソーシングします。この第三者はorgに代わってユーザーのニーズを管理しますが、実はOktaのユーザーインターフェイスは表示されていません。
  • orgは、B2B2C(Businessto Business to Consumer)モデルを使用しています。「ハブアンドスポーク」は、エンドカスタマー(外部ユーザー)が管理者として作成され、独自のOkta orgを実行できるよう設定されています。orgはOkta APIで作成されたカスタムポータルを提供しているため、これらの外部ユーザーはOktaの管理者であることを認識していません。

これらのシナリオの外部ユーザーにOktaの従来の管理者ロールが付与されると、顧客通知、管理者メールアラート、ウェルカムメッセージなどのデフォルトのOkta管理者メールが受信されます。これらのユーザーに第三者管理者権限を付与することで、Okta管理者メール通知の受信やOktaサポートへの問い合わせを防ぐことができます。

関連項目

第三者管理者を構成する

標準的な管理者ロールと権限