Okta System Logによる監査イベントの統合

Okta Privileged Access監査イベントとOkta System Logの統合により、Okta管理者は、System Logを通じて監査イベントに直接アクセスできるようになります。この機能を利用することで、Okta Privileged Access管理者は特定の監査イベントについてSystem Logを表示、検索、クエリしたり、特定の値に基づいてイベントをフィルタリングしたりできます。

Okta System Logで利用できるOkta Privileged Accessのすべての監査イベントは、[Event Types(イベントタイプ)]ページに記載されています。イベントタイプに基づいて簡単に検索、選択できるように、監査イベントにはpam名前空間のプレフィックスが付けられます。

前提条件

  • Okta Admin Consoleにサインインしていることを確認します。

  • 必要な権限がOkta org全体の設定にあることを確認します。詳細については、「標準的な管理者ロールと権限」を参照してください。

  • 自分が属するOkta Privileged AccessチームがOkta orgに接続されている必要があります。「Okta Privileged Accessのセットアップ」を参照してください。

Okta System Log内のOkta Privileged Access監査イベントを表示する

  1. Admin Console[Reports(レポート)][System Log(システムログ)]に移動します。

    Okta System Log内の監査イベントを表示する必要があるOkta Privileged Access管理者に、ログの表示に必要な最低限の権限(レポート管理者ロールなど)を割り当てることをお勧めします。

  2. レポートをフィルタリングする日付範囲を指定します。イベントは90日間保持されるため、最大3か月前までさかのぼって日付範囲を指定できます。

  3. 検索フィルターを使って監査イベントを検索します。たとえば、「(PAM)」を検索すると、すべてのOkta Privileged Access監査イベントが一覧表示されます。詳細については、「System Logのフィルターと検索」を参照してください。

  4. 検索アイコンをクリックしてレポートを生成します。

結果

Okta System Log]ページには、各Okta Privileged Access監査イベントに関する次の情報が表示されます。

機能 フィールドの説明

Time(時刻)

イベントのタイムスタンプ。

Actor(アクター)

イベントを開始したユーザー。

Event information(イベント情報)

イベントの詳細。すべてのイベントには「(PAM)」というプレフィックスが付けられます。

Target(ターゲット)

イベントまたはアクションの影響を受けたアプリ統合またはユーザー。イベントタイプに応じて1つ以上のターゲットタイプが存在する可能性があります。たとえば、グループの作成ではグループ自体がターゲットとなり、チームも別のターゲットになります。

関連項目

System Log