基本認証の構築

基本認証は、HTTPプロトコルに組み込まれている単純なユーザー名とパスワードのスキーマです。WorkflowsがHTTPリクエストを送信する際に、AuthorizationヘッダーにはBasicという単語に続いて、スペースの後に「username:password」をbase64エンコードした文字列が含まれます。

基本認証を追加するには:

  1. [Overview(概要)]タブをクリックします。

  2. [Set up authentication(認証設定)]をクリックします。

  3. [認証]ダイアログの[Auth Type(認証タイプ)]ドロップダウンから[Basic(基本)]を選択します。

  4. 基本認証のフィールドを更新します。

フィールド 定義
資格情報
Username(ユーザー名) ユーザー名フィールドに付ける任意のラベル。サービスは基本認証を使用するが、異なる情報をユーザーに求める場合は、ラベルを変更できます。
Password(パスワード) パスワードフィールドに付ける任意のラベル。
Parameters(パラメーター)(オプション) パラメーターを使用することで、インスタンスやサブドメインなど、認証に必要な追加情報をコネクターユーザーから収集できます。これらのフィールドは、ユーザーが最初に接続を作成する際に表示され、必須となります。

Label(ラベル):コネクターのセットアップ時に[New Connection(新規接続)]ダイアログに表示される表示名。

Key(キー):サービスが使用する鍵/値ペアのテキスト値。たとえば、api_keyapplication_keyauthentication

Type(タイプ):フィールドには3つのタイプがあります。

  • Text(テキスト):ユーザーにはプレーンテキストフィールドが表示されます。これは、加工なしのオープンテキストフィールドです。

  • Password(パスワード):加工されたテキストフィールド。ユーザーには、このフィールドの入力内容は表示されません。

  • Dropdown List(ドロップダウンリスト):手動で作成した、ユーザーが選択する値のドロップダウン。

Config Values(構成値)(オプション)

コネクターに対してユーザーを認証する方法を定義するために、追加の設定値が必要になる場合があります。このような値は、このセクションで追加できます。

Label(ラベル):コネクターのセットアップ時に[New Connection(新規接続)]ダイアログに表示される構成値の表示名。

Definition(定義):このフィールドに静的な値が入力されるか、ヘルパーフローからの値が入力されるかを示します。

  • 静的な値であれば、[Value(値)]フィールドに値を入力します。

  • ヘルパーフローからの値であれば、[Choose Flow(フローの選択)]ダイアログでフローを選択します。

Type(タイプ):フィールドには2つのタイプがあります。

  • Text(テキスト):ユーザーにはプレーンテキストフィールドが表示されます。これは、加工なしのオープンテキストフィールドです。

  • Password(パスワード):加工されたテキストフィールド。ユーザーには、このフィールドの入力内容は表示されません。

[Visible(表示)]トグルは、コネクターの認証ダイアログに構成値を表示するかどうかを決定します。

次の手順

コネクターカードへのオプションフィールドの追加