オンデマンドユーザー
通常、Advanced Server Accessは、サーバーが登録された場合、または新規ユーザーがプロジェクトに追加された場合にユーザーアカウントを作成します。プロジェクトのオンデマンドユーザーを構成すると、Advanced Server Accessは、ユーザーがサーバーへのアクセスを試行した場合にのみアカウントを作成するように強制されます。オンデマンドユーザーは、アカウントがアクティブな間は他のすべてのユーザーと同レベルのアクセスと権限を持ちます。
On Demand User TTL(オンデマンドユーザーTTL)(存続時間)は、ユーザーのサインインと同時に開始されます。たとえば、TTLが120秒に設定され、セッションが10秒でクローズする場合、Advanced Server Accessサーバーエージェントは120秒間待機した上でアカウントを削除します。Windowsサーバーでは、アカウントの有効期限が切れると、関連するユーザーアカウントとホームディレクトリが削除されます。ホームディレクトリに保存されているすべてのデータも削除されます。
プロジェクトのオンデマンドユーザーは、オンデマンドユーザーのTTL(Time to Live)設定を構成することでいつでも構成できます。「プロジェクトを作成する」をご覧ください。
オンデマンドユーザーを有効にするには、前回のネットワークホップのポート4421を通じてサーバーにアクセスできるようにする必要があります。Bastion (踏み台)またはゲートウェイを経由した接続では、Bastion (踏み台)またはゲートウェイのポート4421からサーバーにアクセスできる必要があります。直接接続の場合、クライアントのポート4421からサーバーにアクセスできる必要があります。詳しくは、「アクセスブローカーのオプション」をご覧ください。