URLハンドラー

クリックによってAdvanced Server AccessURLハンドラーを呼び出す特定形式のURLを作成できます。クライアントは、URLハンドラーから渡された情報を使ってターゲットサーバーへの接続を試みます。このようなURLは、ダッシュボード、チケット発行、モニタリングシステム、ログなど、日常的なインターフェイスでよく利用されています。

セットアップ

URLハンドラーをセットアップするには、次のテンプレートを使用します。

scaleft://[<sft-username>@]app.scaleft.com/t/<team>/a/<target>/<access-method>?via=[<username>@]<bastion>

注:角かっこ([ ])内のすべての情報は任意です。

パラメーター値

以下の表は、URLハンドラーのパラメーターと指定できる値を示しています。

パラメーター
<sft-username> (オプション)インスタンスへの接続に使用するAdvanced Server Accessのユーザー名。
<access-method>

以下のいずれか:

  • ssh
  • rdp
<target>

Advanced Server Accessが解決するサーバー名。「サーバー名の解決」をご覧ください。

via (オプション)URLハンドラーのこの項目は、Bastion (踏み台)の構成がない場合にのみ必要です。URLに複数のBastion (踏み台)構成を含める必要がある場合、複数のviaパラメーターを正しい順序で使用する必要があります。
<username> (オプション)Advanced Server Accessの管理対象外のホップでは、そのBastion (踏み台)向けにユーザー名の指定が必要となる可能性があります。

URLハンドラーの例は以下のとおりです。

scaleft://app.scaleft.com/t/okta-demo-only/a/ubuntu-target/ssh

scaleft://app.scaleft.com/t/okta-demo-only/a/ubuntu-target/ssh?via=ubuntu-bastion

URLの処理が正しいか確認する

URLハンドラーが正しく機能していることを検証するには、Advanced Server Accessのクライアントログをチェックします。クリックとURLの処理の両方が記録されています。

Windowsマシンを利用している場合、クライアントログはc:\users\<username>\appdata\local\scaleft\logsにあります。

Macを利用している場合、クライアントログは~/Library/Logs/ScaleFT/sft/にあります。