Atlassian Jiraの統合

Identity Security Posture Management(ISPM)をデータソースとしてAtlassian Jiraテナントと統合します。この統合は、Atlassian Jiraのアイデンティティとアクセス許可に可視性とリスク分析を提供します。ISPMが新しい問題を検知した際に、Atlassian Jiraでチケットを自動的に作成するには、Atlassian Jira(チケット)統合を使用します。

個人のアクセストークンを作成する

  1. すべてのプロジェクトにアクセス権を持つ管理者として、Jiraの管理者アカウントにサインインします。

  2. [Settings(設定)][Atlassian account settings(Atlassianアカウント設定)][Security(セキュリティ)]に移動します。

  3. [API Tokens(APIトークン)]セクションで、[Create and manage API tokens(APIトークンの作成と管理)]をクリックします。

  4. [Create API token without scopes(スコープなしでAPIトークンを作成)]をクリックします。

  5. トークンの名前を入力します。

  6. キーの有効期限を許容値の最長に設定します。

  7. [Create(作成)]をクリックします。

  8. トークンをコピーし、安全な場所に保管します。

管理者のAPIキーを作成する

  1. 管理者としてAtlassianアカウントにサインインします。

  2. 自分の組織を選択して、[Settings(設定)]タブに移動します。

  3. サイドバーから[API keys(APIキー)]に移動します。

  4. [Create API Key(API キーを作成する)]をクリックします。

  5. [API key without scopes(スコープなしでAPIキーを作成)] を選択し、[Next(次へ)]をクリックします。

  6. キーの名前を入力します。

  7. キーの有効期限を許容値の最長に設定します。

  8. [Next(次へ)]をクリックし、[Create API Key(APIキーを作成)]をクリックします。

  9. 管理者のAPIキーをコピーして、安全な場所に保管します。

信頼済みIP範囲にISPM IPを追加する

JiraにIP許可リストがある場合、ISPMとJiraを正しく統合するためには、ISPM IPアドレスを許可リストに含める必要があります。以下にその手順を説明します。

  1. 管理者としてAtlassianアカウントにサインインします。

  2. [Security(セキュリティ)][IP allowlists(IP許可リスト)]を選択します。

  3. [Create allowlist(許可リストを作成)]を選択します。

  4. 許可リストの名前を入力します。

  5. 許可リストに追加するアプリを選択します。

  6. 以下のIPアドレスを入力します。

    • 13.52.68.184

    • 54.193.209.206

    • 13.57.96.208

    • 184.72.14.192

  7. [Enable the allowlist immediately(直ちに許可リストを有効にする)]を選択します。

  8. [Create(作成)]を選択します。

パラメーターをISPMと共有する

  1. Identity Security Posture Managementコンソールで[Settings(設定)][Sources gallery(ソースギャラリー)]に移動します。

  2. [Jira]を選択します。
  3. 以下のパラメーターを入力します。
    • 組織のJira URL。

    • 個人用アクセストークンを作成したユーザーのメールアドレス。

    • 先ほど作成した個人用アクセストークン。

    • 先ほど作成した管理者のAPIキー。

  4. [Submit(送信)]をクリックします。