Active Directoryで名前を任意項目にする
Oktaでは、orgのすべてのユーザーに対して31のデフォルトbase(基本)属性が定義されます。基本属性は固定であり、[First Name(名)]と[Last Name(姓)]を除いて変更または削除できません。この2つの属性は、OktaおよびActive Directory(AD)をソースとするユーザーに対して、必須または任意としてマークできます。
Okta Admin ConsoleからOffice 365をプロビジョニングする場合、名前属性は必須です。
ADをソースとする、名前属性が空白のユーザーをインポートするときは、次のガイドラインに従います。
- まず、OktaユーザープロファイルとADユーザープロファイルで、これらの属性を任意としてマークします。これを怠ると、インポートまたはジャストインタイム(JIT)プロビジョニング操作が失敗します。
- インポート時に一致するユーザーに対する自動確認を選択している場合、OktaとADのユーザープロファイル設定が一致しないと、作成フローでインポートが失敗します。
- インポート時にいずれかの属性を任意としてマークし、後から必須としてマークした場合、空白属性を持つユーザーは次回のフルインポート時に非アクティブ化されます。ユーザーが非アクティブ化されると、Oktaにサインインできなくなります。
手順
- Admin Consoleで に移動します。
- [Filters(フィルター)]リストで[Directories(ディレクトリ)]をクリックします。
- [Active Directory]で[Actions(アクション)]列の[Profile(プロファイル)]をクリックします。
firstName
変数の情報をクリックします。- [Attribute required(必須属性)]チェックボックスをオフにします。
- [Save Attribute(属性を保存)]をクリックします。
lastName
変数について、手順4〜6を繰り返します。