Okta Provisioning Agentの増分インポート
増分インポートを実行すると、最後にインポートを正常に完了してからいずれかの属性が変更された場合に、ユーザープロファイルがすべてインポートされます。これにより、同期にかかる時間が短縮され、インポートの完了に必要な計算リソースが削減されます。Okta Provisioning Agentを使用すると、プロビジョニング機能を必要とせずにオンプレミスのアプリケーションからユーザーデータをインポートできます。
はじめに
- Okta Provisioning Agentをインストールして構成します。「Okta Provisioning Agentをインストールする」を参照してください。
- SCIMコネクターを作成してOktaに接続します。「SCIMコネクターを作成してテストする」と「SCIMコネクターに接続する」を参照してください。
- オンプレミスアプリのインスタンスを作成します。「Oktaでオンプレミスアプリのインスタンスを作成する」を参照してください。
このタスクを開始する
- Admin Consoleで に移動します。
- [Search(検索)]フィールドにアプリ統合名を入力します。
- アプリ統合名をクリックし、[Sign On(サインオン)]タブをクリックします。
- [App Settings(アプリの設定)]エリアで[Edit(編集)]をクリックし、[Enable on-premises provisioning(オンプレミスプロビジョニングを有効化)]を選択して[Save(保存)]をクリックします。
- [Provisioning(プロビジョニング)]タブをクリックし、[Connector Configuration(コネクター構成)]ページの以下のフィールドに入力します。
[SCIM connector base URL(SCIMコネクターのベースURL)]:SCIMコネクターのURLを入力します。
[Authorization type:(承認タイプ)]:[HTTP Header(HTTPヘッダー)]を選択します。
[HTTP header name and value(HTTPヘッダーの名前および値)]:HTTPヘッダー名の[Authorization(認可)]と、値の[Bearer ID(ベアラーID)]を入力します。
ベアラーIDを生成するには、次のリクエスト・ボディーを使用してhttp://scimapp.okta1.com:1910/v1/sessionsへのPOSTを作成します。
"login":"admin@example.com", "password": "Abcd1234", "tenant":" "The ScimOne Company"
[Unique user field name:(一意のユーザーフィールド名)]:userName(ユーザー名)を入力します。
[Connect to these agents(これらのエージェントに接続)]:オンプレミスアプリケーションのOkta Provisioning Agentを選択します。
- [Test Connector Configuration(コネクター構成をテスト)]をクリックして[Save(保存)]をクリックします。
- [Provisioning(プロビジョニング)]タブをクリックし、[SETTINGS(設定)]リストで[To Okta(Oktaへ)]を選択します。次に、[User Creation (ユーザーの作成)]と[Mapping(マッピング)]で[Edit(編集])をクリックします。
- Okta [username format matches(ユーザー名の形式の一致)]を選択し、[Save(保存)]をクリックします。
- [Import(インポート)]タブをクリックし、[Import Now(今すぐインポート)]をクリックします。
- [Incremental Import(増分インポート)]を選択して[Import(インポート)]をクリックします。