トラブルシューティング:Microsoft SharePoint(オンプレミス版)
このトピックでは、SharePoint(オンプレミス版)のデプロイ中に発生する可能性がある一般的な問題の解決策を提供します。
[Edit Authentication(認証の編集)]ページの[Trusted Identity Provider(信頼できるIDプロバイダー)]セクションを利用できない
SharePointアプリケーションの推奨認証モードとして[Claims-Based Authentication(クレームベース認証)]が選択されていることを確認します。Windows PowerShellコマンドプロンプトで次のコマンドを入力し、指定したユーザーアカウントをこのサイトの管理者に設定します。
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$WebAppName = "http://" (http://)"
$wa = get-SPWebApplication $WebAppName
$wa.UseClaimsAuthentication = $true
$wa.Update()
Webページに「サーバーでアプリケーションエラーが発生しました。このアプリケーションの現在のカスタムエラー設定では、アプリケーションエラーの詳細を表示できません(An application error occurred on the server. The current custom error settings for this application prevent the details of the application error from being viewed)」というエラーが表示され、認証に失敗する
このWebアプリケーションのweb.configファイルを開き、web.configファイルでカスタムエラーがオフになっていることを確認します。
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<system.web>
...
<customErrors mode="Off"/>
Webページに「オーディエンスURIを検証できませんでした(The Audience URI could not be validated)」というエラーが表示され、認証に失敗する
このWebアプリケーションのweb.configファイルを開き、次の行を追加します。
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(mode=Never)
<microsoft.identityModel>
....
<audienceUris mode="Never"/>
サインインしようとすると、SSO用にWindows認証とOktaの両方が表示される
ID信頼プロバイダーとして、Windows認証とOktaの両方が選択されています。Oktaのみを信頼プロバイダーとして機能させる場合は、[Windows Authentication(Windows認証)]をクリアします。
認証プロバイダーを変更しても効果がない
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc288091(v=office.12).aspxを参照してください。通常は、IISサーバーのリセット(iisreset)が役立ちます。
Sharepoint 2019にサインインすると、無限ループに陥る
KB 4484259に記載されているように、SharePoint 2019サーバーにパッチを適用し、すべてのSharePointサイトでhttps://プレフィックスを使用していることを確認します。