アクセスリクエストチームを作成する
チームを使用すると、ユーザーを論理グループに編成し、リクエストの割り当てを自動化できます。チームを使用して、リクエストが正しい関係者に届くようにし、正しく監視されるようにします。
チームに既存の部門の構造を反映させることができます。また、特定のビジネスニーズに合わせて構造を作成できます。チームで同じメンバーを1人以上共有できますが、各チームのスコープは異なります。
たとえば、ヘルプデスク部門のすべてのメンバーはヘルプデスクチームの一員となりますが、部門内の一部の従業員は、高度なリクエストを解決するために使用される別の第2層チームの一員でもあります。このアプローチにより、Organizationはリクエストを適切な承認者にルーティングしながら、アクセスをより適切に制限し、リソースを保護できます。
デフォルトでは、アクセスリクエストはすべてのOrganizationに対してITチームを作成します。
システムにより、リクエストの受信に使用される各チームにメールアドレスが自動的に割り当てられます。アクセスリクエストは、この受信トレイに送信されたメールを既存のリクエストタイプと照合します。Organizationがアクセスリクエストの外部に共有受信トレイを既に所持している場合、既存のプロセスを保持して、メールをアクセスリクエストチームのメールに転送できます。
開始する前に
このタスクを開始する
- アクセスリクエストのAdmin Consoleを開きます。
- [Teams(チーム)]に移動し、[Add Team(チームを追加)]をクリックします。[Add a team(チームを追加)]ウィンドウが開きます。
- チームを構成します。
設定 アクション アイコン チームを識別するアイコンを選択します。 名前 チームを識別する名前を指定します。 URL チームダッシュボードへのアクセスに使用するURLを指定します。 説明 説明を入力します。 メンバー チームに1人以上のメンバーを追加します。
チームに関連するリクエストを編集できるのはチームメンバーのみです。また、スーパー管理者とアクセスリクエスト管理者にも適用されます。
- 次のチームの設定を構成します。
設定 アクション [Invite Only(招待のみ)] ユーザーがチームに参加する前に招待を必須とする場合、この設定を有効にします。 [Request Privacy(リクエストのプライバシー)] すべての受信リクエストをプライベートとマークする場合、この設定を有効にします。プライベートリクエストは次のユーザーにのみ表示されます。
リクエスト送信者
リクエストタイプを所有するチームメンバー
フォロワーとしてリクエストに明示的に割り当てられたユーザー
プライベートリクエストは、機密性の高い内容が含まれる可能性のあるリクエストに役立ちます。
デフォルトでは、すべてのユーザーがリクエストを表示できます。
アクセスリクエスト管理者は、関連するチームに割り当てられているか、特定のリクエストのフォロワーとして追加されていない限り、プライベートリクエストを表示できません。
Auto-assign(自動割り当て) リクエストをチームメンバーに割り当てる方法を調整する場合、この設定を有効にします。 オプションは次のとおりです。
- [Rotate through team members(チームメンバーをローテーションする)]:チームメンバーへの割り当てを論理的な順序で循環させます。
- [To a specific user(特定のユーザーに対して)]:このチームのすべてのタスクを特定のメンバーに割り当てます。
- [Create team(チームの作成)]をクリックします。
システムによりチームが作成され、チームダッシュボードが開きます。チームを作成した後、ほとんどのOrganizationはアクセスリクエストを追加のリソースと統合します。「アクセスリクエストの統合」を参照してください。
チームを削除すると、すべてのリクエストタイプと、関連付けられたリクエストもアクセスリクエストコンソールから削除されます。削除されたリクエストはアクセスリクエストコンソールに表示されなくなります。削除されたリクエストは、[Past Access Requests(過去のアクセスリクエスト)]レポートからのみ確認できます。「[Past Access Requests(過去のアクセスリクエスト)]レポート」を参照してください。