F5 BIG IPのオプション設定を構成する

F5 BIG IPは、クライアントIPレポートとグループ応答の2つのオプション設定をサポートしています。

トピック

開始する前に

  • 共通のUDPポートと秘密鍵の値があることを確認します

クライアントIPレポートを構成する

ソースクライアントのIPアドレスに基づいて解析とレポートを行い、最終的にポリシーを適用できるようにOktaの構成を行うには、OktaでAPMおよびVPN用のF5 BIG IP RADIUSアプリを次のように構成する必要があります。

Okta Admin Consoleで、Radiusアプリの[Sign On(サインオン)]タブにある[Advanced RADIUS Settings(高度なRADIUSの設定)]に以下の設定を入力します。

  • [Client IP(クライアントIP)]:[Report client IP(クライアントIPをレポート)]をオンにします。
  • [RADIUS End User IP Attributes(RADIUSエンドユーザーIP属性)]:66トンネル-クライアント-エンドポイント

グループ応答の構成

F5 BIG-IP APMではOktaのグループ情報を使用して、高度な割り当てとポリシー決定を行うことができます。Radiusグループ情報をF5 BIG-IP APMに送信するようにOktaを構成するには、

以下に示すように、Okta Admin Consoleで、RADIUSアプリの[Sign On(サインオン)]タブにある[Advanced RADIUS Settings(高度なRADIUSの設定)]に以下の設定を入力します。

  • [RADIUS Attribute(RADIUS属性)]:25クラス
  • [Group memberships to return(返すグループメンバーシップ)]:返すグループを選択
  • [Response format(応答のフォーマット)]:属性の繰り返し

  • [Group name format(グループ名のフォーマット)]: $ {group.name}