個人情報とパスワード管理をカスタマイズする

エンドユーザーの個人情報とパスワードを外部アプリケーションで管理する場合は、そのアプリケーションを[Customizations(カスタマイズ)][User Identity Source(ユーザーIDソース)]として構成できます。この設定を使用すると、End-User Dashboardにアプリケーションへのリンクを提供できます。エンドユーザーがリンクをクリックすると、サードパーティのページに移動し、そこで自分の情報とパスワードを更新できます。

この設定は、個人情報とパスワードがOktaの外部(Active Directoryなど)で管理されているエンドユーザーにのみ適用できます。Oktaで管理されているユーザーは、End-User Dashboardで直接自分の情報とパスワードを更新できます。

はじめに

個人情報とパスワード管理をカスタマイズする

  1. Admin Consoleで[Customizations(カスタマイズ)][Other(その他)]に移動します。
  2. [User Accounts(ユーザーアカウント)]セクションを[Edit(編集)]モードで開きます。
  3. [User Identity Source(ユーザーIDソース)]セクションで、 鉛筆アイコンをクリックしてセクションを編集します。
  4. Personal Information is managed by a different application(個人情報は別のアプリケーションにより管理されます)]を選択します。
  5. 以下の情報を入力します。
    • [Custom Message(カスタムメッセージ)]:エンドユーザーのダッシュボードに表示されるメッセージ
    • [Custom Link Label(カスタムリンクラベル):リンクのテキスト
    • [Custom Link URL(カスタムリンクURL)]:個人情報を変更させるためにエンドユーザーをリダイレクトしたいURL
  6. メッセージがEnd-User Dashboardにどのように表示されるかを確認するには、[Preview message(メッセージをプレビュー)]をクリックします。

  7. Password Management is managed by a different application(パスワード管理は別のアプリケーションにより管理されます)]を選択します。

  8. [Change Password(パスワード変更)]セクションで、次の情報を入力します。

    • [Custom Message(カスタムメッセージ)]:エンドユーザーのダッシュボードに表示されるメッセージ
    • [Custom Link Label(カスタムリンクラベル):リンクのテキスト
    • [Custom Link URL(カスタムリンクURL)]:パスワードを変更させるためにエンドユーザーをリダイレクトしたいURL
  9. [Expired Password(パスワードの期限切れ)]セクションで、次の情報を入力します。

    • [Password reset website name(パスワードのリセットWebサイト名)]:ユーザーが期限切れのパスワードでOktaにサインインしようとしたときにリダイレクトされるWebサイトの名前
    • [Link URL(リンクURL)]:ウェブサイトのURL
  10. [Save(保存)]をクリックします。

このセクションで構成するカスタムの個人情報をホストしたり、パスワードフローを変更したりするためにX-Frame-Optionsを使用しないでください。Oktaはこれらのフローをiframeとして読み込む可能性があります。

関連項目

オプションのユーザーアカウントフィールドを構成する

一般的なカスタマイズ設定を構成する