タイムゾーン対応の雇用前/退職を設定する

ワーカーの退職またはアクティベーションは、SuccessFactorsでのワーカーの位置のタイムゾーンに基づいて処理されます。

アクティベーションと退職の動作

Oktaで[Time Zone Aware Pre-hires/Terminations(タイムゾーン対応の雇用前/退職)]を有効にすると、ワーカーに対して次のアクティベーションと退職の動作が発生します。位置検出、および予定されたアクティベーションや退職は、ワーカーの位置に関連するタイムゾーンに基づきます。

  • [Time Zone Aware Terminations(タイムゾーン対応の退職)]:Oktaはワーカーの位置を検出し、(SuccessFactorsの[Termination Date(退職日)]に基づき)予定された退職手続きを処理します。ワーカーは、ワーカーのタイムゾーンで午前0時以降に予定されているインポート時に非アクティブ化されます。
  • [Time Zone Aware Pre-hires(タイムゾーン対応の雇用前)]:Oktaはワーカーの位置を検出し、(SuccessFactorsの[Start Date(開始日)]に基づき)予定されたアクティベーションを処理します。このワーカーは、ワーカーのタイムゾーンで午前0時以降に予定されているインポート時にアクティベートされます。

たとえば、オーストラリアのシドニーに拠点を置くキャシーの所在地は、SuccessFactorsでGMT+10のタイムゾーンと確認できます。

キャシーの退職は7月4日に予定されています。[Time Zone Aware Pre-hires/Terminations(タイムゾーン対応の雇用前/退職)]機能が有効化されていない場合は、すべての非アクティブ化はUTCタイムゾーン(GMT)で固定されているため、キャシーの退職手続きはUTC時間で午前0時が過ぎた後のインポートで実行されます。[Time Zone Aware Pre-hires/Terminations(タイムゾーン対応の雇用前/退職)]機能が有効化されている場合は、シドニー時間(GMT+10)で午前0時が過ぎた後のインポート時に、キャシーはOktaで非アクティブ化されます。実質的には、キャシーは、非アクティブ化されるはずだった時刻の18時間前に非アクティブ化されます。

タイムゾーン対応の雇用前/退職を有効化する

  1. Admin Consoleで、[Applications(アプリケーション)][Applications(アプリケーション)]に移動します。

  2. SuccessFactorsアプリ統合を検索してクリックします。
  3. [Provisioning(プロビジョニング)]タブをクリックし、[Settings(設定)]の下の[Integration(統合)]を選択します。
  4. 統合セクションの[Edit(編集)]をクリックします。
  5. [Time Zone Aware Pre-hires/Terminations(タイムゾーン対応の雇用前/退職]を選択します。
  6. [Save(保存)]をクリックします。

次も参照

SAP SuccessFactors Employee CentralのStart Date(開始日)属性を表示する