詳細ログの構成
トラブルシューティングを行う際は、ログレベルを詳細にしておくと便利です。このタスクでは、詳細ログレベルを指定します。
詳細ログレベルを指定すると、ログファイルのサイズを素早く増やすことができます。問題があると診断された場合は、ログレベルを元の値にリセットすることをお勧めします。
- エージェントを実行しているシステムで、Okta On-Prem MFAエージェントのインストールディレクトリに移動します。
デフォルトでは、C:\Program Files (x86)\Okta\Okta On-Prem MFA Agent\current\user\config\rsa-securidとなります。
- テキストエディターでlog4j2.xmlを開きます。
- 行<Root level="info">を<Root level="trace">へ変更します。
- 変更を保存します。
- Windows管理ツールを使用して、Okta On-Prem MFAエージェントサービスを再起動します。
log4j2.xmlに変更を加える前に、バックアップを作成しておくことをお勧めします。
完了すると、更新されたファイルの内容は以下のようになります。
<xml version="1.0" encoding="UTF-8">
<Configuration status="error" name="OktaOnPremMFAAgentLogConfig">
<Appenders>
<Console name="STDOUT" target="SYSTEM_OUT">
<PatternLayout>
<Pattern>%d{yyyy-MM-dd HH:mm:ss}{UTC} (UTC) %5p - %m%n</Pattern>
</PatternLayout>
</Console>
<RollingFile name="logfile" fileName="logs/Agent.log" filePattern="logs/Agent.log.%i">
<PatternLayout>
<Pattern>%d{yyyy-MM-dd HH:mm:ss}{UTC} (UTC) %5p - %m%n</Pattern>
</PatternLayout>
<Policies>
<SizeBasedTriggeringPolicy size="5 MB"/>
</Policies>
<DefaultRolloverStrategy max="9"/>
</RollingFile>
</Appenders>
<Loggers>
<Logger name="org.tinyradius.util" level="off" additivity="false">
<AppenderRef ref="STDOUT"/>
<AppenderRef ref="logfile"/>
</Logger>
<Root level="trace">
<AppenderRef ref="STDOUT"/>
<AppenderRef ref="logfile"/>
</Root>
</Loggers>
</Configuration>