SAMLパススルーリファレンスアーキテクチャ
このリファレンスアーキテクチャは、SAMLパススルーアプリケーションとAccess Gatewayの統合に必要な構成要素、フロー、および類似要件を示します。
トピック:
アーキテクチャ
SAMLパススルーアーキテクチャは以下のもので構成されます:
- 分割DNS:内部ユーザーは、外部ユーザーと同じDNS名を使ってSAML-AWAREアプリにアクセスします。ただし提供されるアドレスは、外部ユーザーに対する Access GatewayのIPアドレスまたは内部ユーザーに対するSAML-AWAREアプリのIPアドレスです。
- Okta SAMLアプリ:ユーザーには表示されないOktaベースのアプリケーション。
- Access GatewayおよびAccess Gatewayアプリケーション:プロキシSAMLリクエスト。Access Gatewayアプリケーションは、ユーザーには表示されません。
- Oktaブックマークアプリケーション:ユーザーがOkta orgのアプリにアクセスする際に使用します。
フロー
外部のインターネットユーザー | インターネットユーザー |
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構成要素および要件
構成要素 | 説明と要件 |
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Okta Access Gateway | Okta Access Gatewayの全てのバージョンがSAMLパススルーをサポートします。 |
Access Gatewayアプリ |
Access Gateway内では定義されるが、どのユーザーにも表示されないアプリケーション。 |
Okta SAMLアプリ | Oktaが使用する非表示のアプリケーション。 |
Oktaブックマークアプリ | Okta orgにリストされたブックマークアプリケーション。 |
SAMLアプリケーション | 外部リファレンスと同じ名前を用いるが、スプリットDNSによって区別される内部SAMLアプリケーション。 |
外部URL | Access Gateway内の[Public Domain field(パブリックドメインフィールド)]によって指定される外部URL。外部DNSによって区別される内部SAMLアプリと同一のDNS。 例: https://saml-app.example.com |