ローカルIDプロバイダーを管理する
IDプロバイダー(IdP)は、ユーザーアカウントを管理するサービスです。IdPをOktaに登録すると、エンドユーザーはソーシャルアカウントやスマートカードで初回の認証を行ってアプリケーションに自己登録できるようになります。IdPは、Access Gateway、Okta org、ローカルIDプロバイダーの間のIDフェデレーションを提供します。また、承認と認証のサポートと、IDとポリシー決定のためのアプリケーションデータも提供します。
Okta org IDPがない場合は、ローカルIDプロバイダー(IDP)を使用できます。これは、ネットワークの停止など特定の状況で有用です。
ローカルIDPの追加
- Access Gateway管理者 UIにサインインします。
- [Settings(設定)]タブを選択します。
- [Identity Providers(IDプロバイダー)]を選択します。
- [追加(+)]をクリックし、[Local(ローカル)SAML IDP]を選択します。
- 次のフィールドに入力します:
フィールド
説明
Name(名前)
必須。IDPを識別する一意の名前(例:[My Local(マイローカル)IDP]。この名前はIDPリストに表示されます。
ホスト
必須。Access Gatewayがホストする一意のドメイン(例:idp.domain.tld)。他のものと一致してはいけません。
クッキードメイン
必須。Access Gatewayがホストする一意のドメイン名(例:domain.tld)。これは、既存のAccess Gatewayドメイン名に一致してはいけません。
デフォルト認証モジュール
必須。既存の認証モジュール
名前の属性
必須。この属性はリモートActive Directoryから取得します(例: メール)。
名前の属性フォ-マット
必須。SAMLアサーションで使用する名前フォ-マット。フォ-マットをドロップダウンリストから選択します(例:Email address(メールアドレス))。
- [Okay(OK)]をクリックします。
追加またはアップデート後に、IDプロバイダーに対して検証チェックが実行されます。有効なIDプロバイダーエントリはValid(有効)のステータスを有します。