OVAをAWSにインポートする

予め作成されたロールを使ってOVAをインポートします。

AWSは仮想マシン(VM)をインポートする場合、vmimportIDが必要です。

コマンドラインのimport-imageコマンドに相当するAWSコンソールはありません。

vmimportIDを使用して、以下のようにOVAイメージをAMIイメージに変換します:

  1. インポート時に使用したコンテナの場所を示すJSONファイルを作成します。以下の例を用いてファイルを作成する場合、以下のように置換します:

    • BUCKET_NAMEとバケットの名前(例:access-gateway-bucket)。
    • DESCRIPTIONとインポートに関する説明(例:Okta Access Gateway)。
    • FILE_NAMEとOVAファイルの名前(例:Okta-AccessGateway.ova)。

    コピー

    containers.json

    [
    {
    "Description": "DESCRIPTION",
    "Format": "ova",
    "UserBucket": {
    "S3Bucket": "BUCKET_NAME",
    "S3Key": "FILE_NAME"
    }
    }
    ]
  2. インポートプロセスの開始:

    コピー
    aws ec2 import-image --description "Okta Access Gateway" --license-type "BYOL" --disk-containers "file://~/Downloads/containers.json" 
  3. インポートコマンドの出力を調査し、インポートプロセスと関連するタスクIDをメモします:

    コピー
    {
    "Status": "active",
    "LicenseType": "BYOL",
    "Description": "AG2019.ova.",
    "SnapshotDetails": [...],
    "Progress": "2",
    "StatusMessage": "pending",
    "ImportTaskId": "import-ami-08800a79da64acae7"
    }

    タスクIDを使ってインポートの進捗状況をチェックします。JSON要素のProgress(進捗状況)は、0から100までの割合で報告されます。次のコマンドで、TASK_IDを先行するインポートコマンドが出力したタスクIDと置換します。

    コピー
    aws ec2 describe-import-image-tasks --import-task-ids TASK_ID
    1. Status(ステータス)が「終了」に変わるまで、インポートをモニタリングします。出力のImageIdの値に注目します。この値は次の例に類似していなければなりません:

      コピー
      {
      "ImportImageTasks": [
      {
      "Status": "completed",
      "LicenseType": "BYOL",
      "Description": "AG2019.ova.",
      ImageId": "ami-0c20c537e7f8dd6a5"
      }
  4. インポートが完了していることを確認します:

    1. AWSコンソールに戻ります。

    2. [Services(サービス)][EC2]の順に進みます。

    3. [Images(イメージ)][AMIs]の順に選択します。

    4. AMI IDがインポートオペレーションによるImageIdと一致しているイメージを検索します。

関連項目

S3バケットにオブジェクトを入力

S3 cpコマンド