SharePoint SPNを構成してKerberosを有効化する
SharePoint サービスプリンシパル名(SPN)を構成し、SharePointをAccess Gateway Kerberosアプリケーションとして構成します。
SharePointでは、Active Directory管理者アカウントではなく、定義された構成に使用すべきでないサービスアカウントを使用する必要があります。
次の例では、SharePoint FQDNとしてsharepoint.atko.bizを使用し、サービスアカウントとしてMYDOMAIN\spadminを使用します。
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マシンにSPNを設定します。次のコマンドは、Active Directoryドメイン管理者権限を有するユーザーが実行する必要があります。このコマンドは、ドメイン内のどのコンピューターでも実行することができ、ドメインコントローラーにログインする必要がありません。
- -U:<SPN>がユーザーアカウントであることを指定します。
- -S <SPN>:重複がないことを確認後、コンピューター用に指定されたSPNを追加します。
- SharePoint中央管理サービスに接続し、SharePointの管理者としてサインインします。
- [Central Administration(中央管理)]>[Manage web applications(Webアプリケーションを管理)]の順に進みます。
- SharePoint Webアプリケーションインスタンス(一般的にはSharePoint - 80)を選択します。
- [Authentication(認証)]をクリックします。
- [Zone(ゾーン)](一般的には[Default(デフォルト)]を選択します。
- [Claims Authentication and Types(クレームの認証とタイプ)]セクションまでスクロールします。
- [Negotiate(ネゴシエート)(Kerberos)]を選択します。
- [Save(保存)]をクリックします。
SharePointアプリケーションは、アプリケーションをホスティングするすべてのSharePointサーバーで再度プロビジョニングされます。これはサービスを短時間中断させます。
サービスが再開したら、ユーザーは以前通りSharePointインスタンスにアクセスできるか確認してください。