SharePoint統合をテストする

このタスクでは、SharePoint統合の最終テストを実施します。SharePointアプリケーションのテストには、SPまたはIDPテスト、あるいはその両方を使用して往復を検証することが含まれます。
SharePointのテストには一般的に以下が含まれます:

  • SharePointへのログイン。
  • Okta認証がプロンプトされることを確認してください。
  • 統合後、SharePointが期待通り機能するかを検証します。

トピック

アプリケーションデバッグを構成する

アプリケーションテスト用にデバッグを有効にする方法:

  1. Access Gateway管理者UIコンソールへのナビゲート
  2. トポロジ タブまたは アプリケーションタブからアプリケーションを開きます。
  3. 設定ペインを選択します。
  4. 詳細設定サブタブを展開します。
  5. [Debug(デバッグ)]トグルを[Enable(有効)]に切り替えます。
    デバッグトグルは[Advanced(詳細)]アプリケーション設定にあります。
  6. [Done(完了)]をクリックします。

    アプリケーションのデバッグを行う場合:テストされる属性に静的な既知かつ良好な値を使用することを検討します。たとえば、動的IDPベースフィールドを静的かつ既知の良好な値に変更します。
    ポリシーベースアプリケーションのデバッグを行う場合:ポリシーなしまたはオープンポリシーでまずテストを実行します。

デバッグおよびモニタリング用のAccess Gatewayを構成する

Access Gateway管理コンソールを構成して、実行中のシステムログメッセージすべての表示を生成することができます。

  1. ターミナルを開いてセキュアシェル(SSH)を使って、Access Gateway管理コンソールに接続します。
  2. [4 - Monitoring(4 - モニタリング)]を入力します。
  3. [2 - Enable Debug(2 - デバッグを有効にする)]を入力します。
  4. [1 - Monitor logs(1 - ログをモニタリング)]を入力します。これによって、実行中のすべてのログメッセージの表示がスタートします。
  5. Access Gateway管理者UIコンソールのコンソールに戻ります。アプリをテストし、実行中のログの結果を確認することができます。
  6. ログの表示を終了するには[Ctrl-c]を入力します。

使用可能なコマンドのリストなどモニタリングの詳細については、「モニタリング」を参照してください。

ログメッセージは、デバッグログの記録レベルで迅速に生成されます。ロギングの確認が終了したらデバッグロギングを必ず無効にしてください。そうしない場合、ディスク容量が不足することがあります。

テスト

  1. [Applications(アプリケーション)]タブをクリックします。
  2. アプリが含まれる行で、[Go to application(アプリケーションに移動)][SP Initiated(SP開始)]をクリックします。
  3. [Go to application(アプリケーションに移動)][IDP Initiated(IDP開始)]をクリックしてテストを実行します。
  4. 各専用ポリシーURIを使ってテストを繰り返します。
  5. 終了したらデバッグを無効にします。

デバックを無効にする

コマンドラインのデバッグステートメントを表示する

  1. Access Gateway管理コンソールに移動します。
  2. ログの表示を終了するには[Ctrl]-[c]を入力します。
  3. [3 - Disable debug(3 - デバッグを無効にする)]を入力します。
  4. コマンドラインコンソールを終了します。

アプリのデバッグが有効になっている

  1. Access Gateway管理者UIコンソールに進みます。
  2. テストするアプリに移動します。
  3. [Setting(設定)]タブを展開します。
  4. [Essentials(基本情報)]タブを展開します。
  5. [Protected Web Resource(保護されたWebリソース)]フィールドを元の値に返します。
  6. [Advanced(詳細設定)]タブを展開します。
  7. [Debug(デバッグ)]トグルを [Disable(無効にする)]に設定します。
  8. 変更を保存します。

次のステップ

Kerberosアプリケーションのトラブルシューティングとベストプラクティス