アプリ統合のパスワードを表示する

パスワード表示機能を使用すると、エンドユーザーはアプリ統合のパスワードを見られるようになります。この機能は、ランダムに生成された長く複雑なパスワードを別のデバイスに再入力する必要がある場合などに便利です。

  • 次の条件が必須となります。

    • 管理者が、特定のアプリ統合のパスワード表示を有効にする必要があります。
    • エンドユーザーは、そのアプリ統合のパスワードを管理する権限を持っている必要があります。
  • 次のいずれかのサインオンオプションが選択されている場合、エンドユーザーはこの機能を使用できません。
    • 管理者がユーザー名とパスワードを設定する
    • 管理者がユーザー名を設定します。パスワードはOktaのパスワードと同じです
    • ユーザーは管理者が設定した1つのユーザー名およびパスワードを共有する
  • [Users share a single username and password set by administrator(ユーザーは管理者が設定した1つのユーザー名およびパスワードを共有します)]が有効なSWA(Secure Web Authentication)アプリ統合の場合、パスワードを表示または変更できるのはスーパー管理者またはアプリ管理者のみです。
  • Oktaは、強力な暗号化とテナント固有の秘密鍵を組み合わせた暗号化形式で、エンドユーザーの認証情報を保存します。エンドユーザーがアプリケーションタイルをクリックすると、Oktaは認証情報をSSL経由で外部アプリケーションのサインインページに安全に送信し、ユーザーは自動的にサインインできます。
  • エンドユーザーは、共有認証情報で設定されたアプリ統合のパスワードを表示することはできません。
  • 表示したパスワードは1分後に消えます。パスワードを再度表示するには、[Reveal Password(パスワードを表示)]をクリックします。
  • ユーザーのサインイン時間が15分を越えた場合(または[Reveal Password(パスワードを表示)]をクリックしてから15分を越えた場合)、Oktaから再認証を求められます。パスワードは再認証後に表示されます。

アプリ統合でこの機能を有効にしている場合、エンドユーザーは次の操作を実行できます。

  1. Okta End-User Dashboardから、パスワードを表示するアプリ統合のアプリケーションタイルで[Settings(設定)]アイコンを選択します。右側のペインに設定オプションが開きます。
  2. [See Password(パスワードを参照)]を選択します。パスワードを表示する権限がある場合、最初は[Password(パスワード)]フィールドがマスクされています。
  3. [Reveal Password(パスワードを表示)]をクリックして、パスワードを表示します。このパスワードは、コピーして別のデバイスで貼り付けることができます。