動的ゾーンの作成
認証を拒否する、または高レベルのアシュアランスを適用するには、場所、IPタイプ、ASNによってネットワーク境界を定義する動的ゾーンを作成します。
場所、IPタイプ、ASNの詳細については、動的ゾーンについてを参照してください。
動的ゾーンを作成するには、以下の手順を実行します。
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管理コンソールで、[セキュリティー] > [ネットワーク]に移動します。
- [ゾーンを追加]ドロップダウンで、[動的ゾーン]を選択します。
- [ゾーン名]に、ゾーンの名前を入力します。
- 任意:[このゾーンでリスト化されている条件に一致するIPからのアクセスをブロック]を選択すると、一致するIPアドレスからOktaにアクセスできないようにすることが可能です。
- [IPタイプ]で、[すべて]、[Torアノニマイザー]、[非Torアノニマイザー]からプロキシー・タイプを定義するか、プロキシーのチェックを外してあらゆるプロキシーを無視します。
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すべて:すべてのプロキシー・タイプを無視します。こちらを選択する場合、場所、ISP ASNのうち少なくとも1つを定義する必要があります。
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すべてのプロキシー:Torアノニマイザー・プロキシーまたは非Torアノニマイザーのプロキシー・タイプを使用するクライアントを含めます。
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Torアノニマイザー・プロキシー:Torアノニマイザープロキシを使用するクライアントを含めます。
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非Torアノニマイザー・プロキシー:非Torプロキシー・タイプを使用するクライアントを含めます。
- [場所]で、リストから正しい地域名を選択して、最大75件の場所を追加します。
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任意:選択した場所の都道府県を選択します。
任意:中国の地域コードの場合、地域名の代わりに中国の地域文字コードを表示する任意のエントリーを参照します。たとえば、CN-33などです。
- [ISP ASN]に、カンマまたは改行で区切られた最大75個のASNを追加します。
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ISP ASNでは、ASN Lookupツールを使用してASNを取得します。
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動的ゾーンの一部として含めるASNを入力します。
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ASNにブロック・リストを適用するには、[このゾーンでリスト化されている条件に一致するIPからのアクセスをブロック]オプションを選択します。
- [保存]をクリックします。
Torプロキシー検出の精度は、Torを使用したIP アドレスの特定に使用するサードパーティー・ベンダーに左右されます。プロキシー・タイプは、プロキシーがTorかどうかを評価する目的でのみ使用されます。プロキシーのチェックが外れている場合、評価されません。

注
[このゾーンでリスト化されている条件に一致するIPからのアクセスをブロック]を選択すると、ゾーンの条件に合致するIPを含むIPチェーンを使用したすべてのリクエストはブロックされ、Oktaにアクセスできなくなります。
関連項目