カスタムプロファイル登録フォームを作成する
プログレッシブ登録シナリオ用のカスタムプロファイル登録フォームを作成または編集できます。必要な属性がプロファイルにない場合、次回のサインイン試行時に入力を求めるプロンプトがエンドユーザーに表示されます。
開始する前に
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プロファイル登録フォームを変更するには、スーパー管理者のアクセス権が必要です。
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プロファイル登録フォームに追加する属性は、Okta Universal Directoryのデフォルトのユーザープロファイルに存在する必要があります。基準属性とカスタム属性の両方を使用できます。「プロファイルタイプ」を参照してください。
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エンドユーザーがプロファイル登録フォームを使用して属性を更新できるようにするには、各属性の[User permission(ユーザー許可)]を[Read-Write(読み取り-書き込み)]に設定する必要があります。
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プロファイル属性の追加、編集、および削除に関する完全な概要については、「プロファイル登録フォームの属性のルールを理解する」を参照してください。
フォームのサインインオプションをカスタマイズする
エンドユーザーに表示されるプロファイル登録フォームは、ヘッダーと確認ボタンを使ってカスタマイズできます。
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Admin Consoleで
に移動します。 -
更新するポリシーの[Actions(アクション)]列で、[Edit(編集)]アイコンを選択します。
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[Profile enrollment(プロファイル登録)]セクションで[Edit(編集)]をクリックしてオプションを変更します。複数のID機能を有効にした場合、このセクションは[Enrollment(登録)]タブにあります。
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エンドユーザーに表示するテキストを[Customize label(ラベルをカスタマイズ)]セクションに入力します。
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[Form header(フォームヘッダー)]:登録フォームの上部に表示されるテキスト(例:Sign in、Log in to your personal account)。
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[Submit button(送信ボタン)]:確認ボタンに表示されるテキスト(例:Submit、Log in)。
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カスタムプロファイル登録フォームを作成する
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Admin Consoleで
に移動します。 -
更新するポリシーの[Actions(アクション)]列で、[Edit(編集)]アイコンを選択します。
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[Profile enrollment form(プロファイル登録フォーム)]セクションには、登録フォームでエンドユーザーから収集されるプロファイル属性が表示されます。ポリシーを作成すると、Okta Universal Directoryのデフォルトプロファイルで必須としてマークされている属性を使用して、これらのフィールドが入力されます。
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デフォルトのフィールドは、登録フォームで最初に表示されます。ただし、[Order(順序)]列の下にある各属性をクリックしてドラッグすると、属性の順序を変更できます。これにより、エンドユーザーに表示される登録フォームでの表示順序が変更されます。
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[Edit(編集)]または[Delete(削除)]アクションを使用して、登録フォームの属性を変更または削除します。これらのアクションが存在しない場合、プロファイル登録フォームのその属性を変更または削除することはできません。「プロファイル登録フォームの属性のルールを理解する」を参照してください。
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[Add form input(フォームの入力を追加)]をクリックしてOkta Universal Directoryから追加の属性を選択します。複数のID機能を利用していて、その情報をユーザーから収集する必要があるときは、それを必ずプロファイル登録フォームに含めます。
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ドロップダウンメニューから属性を選択します。属性を登録フォームに追加できるようにするには、その属性の[User permission(ユーザー許可)]を[Read-Write(読み取り-書き込み)]に設定する必要があります。
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[Add form input(フォームの入力を追加)]ダイアログで、[Data type(データ型)]および[Attribute requirement(属性要件)]の情報が、Okta Universal Directoryのデフォルトプロファイルの設定と一致していることを検証します。これらの設定を変更するには、[Go to Profile Editor(プロファイルエディタに移動)]をクリックして次の手順を実行します。
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[User(ユーザー)](デフォルト)プロファイルを選択します。
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属性を見つけて、情報アイコンをクリックし、属性のプロパティーを編集します。
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[User permission(ユーザー許可)]セクションで、[Read - Write(読み取り-書き込み)]を選択します。エンドユーザーが自分のプロファイルの属性情報を更新するには、書き込みアクセス権が必要です。
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[Save Attribute(属性を保存)]をクリックします。
Okta orgでOkta End-User Dashboardへのアクセス権が提供されている場合、登録済みエンドユーザーは個人設定ページからこの属性の値を変更できます。
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[Customize form input(フォームの入力をカスタマイズ)]セクションでは、属性の次のフィールドを変更できます。
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[Form label(フォームラベル)]:これは、エンドユーザーに表示される属性のテキストラベルです。
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[Input requirement(入力要件)]:これは、フォームを続行するためにユーザーがこの属性を提供する必要があるかどうかを示します。「プロファイル登録フォームの属性のルールを理解する」を参照してください。Oktaユーザープロファイルでこの属性が必要な場合、この要件を[Optional(任意)]に変更することはできず、エンドユーザーは値を提供する必要があります。
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[Input display type(入力の表示タイプ)]:これは、登録フォームでエンドユーザーに表示される入力フォームのタイプを決定します。たとえば、テキストボックス、ラジオボタン、ドロップダウンメニューなどです。
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[Input form validation(入力フォームの検証)]:ユーザーが特定の形式で入力を提供する必要がある場合に、ドロップダウンメニューから入力検証方法を選択できます。検証は、電話番号とカレンダーの日付に使用できます。
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[Save(保存)]をクリックします。
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いずれかのOktaユーザープロファイルで、次のいずれかの条件で属性が定義されている場合、その属性を登録フォームに追加することはできません。
- ユーザー許可が[Read-only(読み取り専用)]または[Hide(非表示)]に設定されている
- 機密としてマークされている
- 外部アプリから供給
登録フォームに1つの属性を複数回追加することはできません。
エンドユーザーに表示されるインターフェイスの負荷が大きくならないように、登録フォームの属性を10個までに制限します。
登録フォームから属性を削除する
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フォームの対象の行の[Delete(削除)]をクリックします。削除アクションを使用できない場合、デフォルトのユーザープロファイルでこの属性が必要か、解決しなければならないエラー状態があります。
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[Delete form input(フォームの入力を削除)]をクリックして削除を確認するか、[Cancel(キャンセル)]をクリックして属性を保持します。
デフォルトのユーザープロファイルで必要な基準属性(プライマリメール、姓、名)を編集または削除することはできません。
登録フォームから属性を削除した場合は、後で再度追加できます。