セッション違反レポート
セッション違反レポートには、認証後セッション機能がセッションを評価した回数、コンテキストの変更が検出された回数、これらのイベントに応じてトリガーされたアクションが表示されます。このレポートの情報を利用して、違反件数と経時的パターンを確認できます。
このレポートのデータはリアルタイムには表示されず、最大で15分の遅延が反映されます。
セッション違反は、セッションコンテキストの変更後にユーザーがグローバルセッションポリシーまたは認証ポリシーの要件を満たさなくなった場合に生じます。たとえば、ユーザーが認証チャレンジを満たすことができなかった場合や、ユーザーがOktaへのアクセスに使用しているIPアドレスがセッション中に変更された場合がこれに該当します。
このレポートに表示される情報は次のとおりです。
- セッションコンテキストの変更:ユーザーセッションでコンテキストの変更が検出された回数。
- セッション違反:セッションコンテキストの変更によってユーザーがグローバルセッションポリシーまたは認証ポリシーの要件を満たさなかった回数。
- 違反したユーザー:期間中に少なくとも1回セッション違反したユニークユーザーの数。
- 違反したアプリ:期間中に少なくとも1回セッション違反したユニークアプリの数。
- ブロックされたOktaグローバルセッションアクセス:ユーザーが認証チャレンジを満たせなかったことが原因でグローバルセッションポリシーへのアクセスがブロックされた回数。
- トリガーされたアプリログアウト:アプリからのログアウトがトリガーされた回数。
- トリガーされたWorkflow:すべての委任Workflowの出現回数。
- セッション違反の経時的グラフ。
- ポリシー:ポリシーごとにグループ化された違反。
- アプリ:アプリごとにグループ化された違反。
- System Logイベント