macOS向けのデスクトップパスワード同期

macOS向けのデスクトップパスワード同期を使用すると、ユーザーはmacOS認証フレームワークに拡張されたシングルサインオン(SSO) 拡張機能を使用して、ローカルmacOSアカウントのパスワードをOktaパスワードと同期できます。これにより、ユーザーはOktaパスワードを入力してコンピューターのロックを解除し、アプリとデータにアクセスできるようになります。ローカルアカウントのパスワードはユーザーのOktaパスワードと同期されるため、覚えておくべきパスワードが1つ少なくなります。デスクトップパスワード同期は、ユーザーのローカルmacOSパスワードをユーザーのOktaパスワードに置き換えます。macOS Sonoma(14.0)以降を使用しているorgでは、デスクトップパスワード同期はプラットフォームシングルサインオンをサポートし、デスクトップパスワード同期はmacOSログインウィンドウに拡張されます。

仕組み

次の例では、ユーザーがmacOSデバイスを登録し、自分のパスワードをOktaパスワードと同期します。

ユーザー、コンピュータ、Okta間のタッチポイントの方向性を示すOktaのデスクトップパスワード同期登録フローの図。

  1. ユーザーがmacOSデバイスにサインインします。

  2. ユーザーは、デスクトップパスワード同期用にmacOSコンピューターを登録するように求められます。

  3. ユーザーが認証され、Okta Dashboardにサインインします。

  4. Okta FastPassの登録が始まります。

  5. ユーザーが登録を完了し、デバイスのパスワードをそのユーザーのOktaパスワードと同期します。

  6. ユーザーが次にコンピューターにサインインするときに、同期されたパスワードを使用します。

はじめに

デスクトップパスワード同期を開始