Okta Personal for Workforce

Okta Personal for Workforceは、OktaのコンシューマーパスワードマネージャーであるOkta PersonalとWorkforce orgを統合する一連の機能です。ユーザーへの特典として、これを無料の個人パスワードマネージャーとして提供し、ユーザーの個人データをエンタープライズアプリから切り離すことができます。orgのユーザーは、Oktaの仕事用アカウントと個人アカウントを分離したまま、それらを同じユーザーインターフェイスで切り替えることができます。

利点

仕事用アプリと個人アプリは一般に関連し合っていますが、ユーザーの個人的なセキュリティ習慣が組織のエンタープライズセキュリティ標準に持ち越されるのを回避できます。仕事用アカウントで個人アプリと仕事用アプリを切り離すと、ユーザーに個人アプリの保存を引き続き許可したまま、セキュリティプラクティスを維持することができます。これらのアプリを切り離しておくと、ヘルプデスクが受け取るサポートチケットの量も減少します。ヘルプデスクが個人アプリの問題をトリアージする必要がなくなるからです。

Okta Personal for Workforceを使用すると、ユーザーは、orgを退職した場合でさえも、自分の保存済みアプリにアクセスし続けることができます。ユーザーの個人アプリはコンシューマーパスワードマネージャーに保存されるからです。ユーザーは、自分の個人アカウントを所有することで、自分の個人アプリをorgに見られないようにすることもできます。

構成手順

  1. インターフェイスアップデートを構成する

  2. Okta Personalへのアプリの移行を構成する

  3. Okta Personal for Workforceのユーザーエクスペリエンス