メールテンプレートをカスタマイズする
Oktaは、ユーザーがパスワードをリセットした時、アカウントを有効にした時、アカウントのロックを解除した時、メールAuthenticatorで登録または認証した時、ユーザーに通知を送信します。これらの通知は、Oktaでサポートされている各言語で、カスタマイズ可能なメールテンプレートとして利用できます。
メールテンプレートをカスタマイズした場合、Oktaは他の言語でのデフォルトバージョンの送信を停止します。カスタマイズされたメッセージの翻訳を追加する必要があります。
Okta Identity Engineのテンプレートのほとんどは、Okta Classic Engine orgのテンプレートと同じです。ただし、以下のテンプレートでは、変数を含める際に更新が必要となります。
- LDAPパスワードを忘れた場合
- 要素をリセット
- Active Directoryパスワードリセット
- 要素のロック解除
- Active Directoryパスワードのロック解除
詳細については、テンプレートの説明を参照してください。
はじめに
カスタムメールアドレスを構成します。貴社のブランドまたはデフォルトのOktaブランドを使用してメールテンプレートをカスタマイズできますが、それらのメールをOktaドメインで送信することはできません。
デフォルトのメールテンプレートを編集する
orgで使用できるすべてのメールテンプレートの完全な説明については、「カスタマイズ可能なメールテンプレートを使用する」を参照してください。
- Admin Consoleで に移動します。
- ブランドを選択します。
- [Emails(メール)]をクリックします。
- メールテンプレートを選択します。
- [Edit(編集)]をクリックして、メッセージをHTML形式で開きます。[Edit(編集)]の代わりに[Add Translation(翻訳を追加)]が表示される場合、テンプレートはすでにカスタマイズされています。デフォルトの言語バージョンで追加の編集を行う必要があります。「翻訳を追加する」の手順4に進みます。
- 編集します。以下の制限に注意してください。
メールテンプレートの最大サイズは64KBです。これは、半角文字(テキスト、HTML、CSS)に換算すると約65,000文字に相当します。UTF-8は使用できる文字数が少なく、1文字が4バイトになることもあります。
[Subject(件名)]は128文字を超えないようにしてください。
一部のスタイルはテンプレートから削除される場合があります。
- [Save(保存)]をクリックします。編集したメッセージのデフォルトの言語バージョンが[Custom Email(カスタムメール)]テーブルに表示されます。
Oktaでは、1つのテンプレートで行った変更がほかの言語テンプレートに自動的に変換されることはありません。このカスタマイズの翻訳を追加するには、「翻訳を追加する」の手順4に進みます。
翻訳を追加する
- Admin Consoleで に移動します。
- ブランドを選択します。
- [Emails(メール)]をクリックします。
- カスタマイズしたメールテンプレートを選択します。デフォルトの言語バージョンが[Custom Email(カスタムメール)]テーブルに表示されます。
- [Add Translation(翻訳を追加)]をクリックし、ドロップダウンボックスから言語を選択します。[Add Translation(翻訳を追加)]ボタンが利用できない場合は、このテンプレートはカスタマイズされていません。「デフォルトのメールテンプレートを編集する」を参照してください。
- 翻訳を編集し、[Add Translation(翻訳を追加)]をクリックします。
- 言語を追加する場合は、手順5と6を繰り返します。
すべてのカスタム翻訳を削除してOktaテンプレートに戻すには、[Reset to Default(デフォルトにリセット)]をクリックします。