プロビジョニングページでアプリ属性をマッピングする

Okta Universal Directory(UD)は属性の信頼できる唯一のソースを維持しますが、各プロビジョニング対応アプリの[Provisioning(プロビジョニング)]ページでさらに多くのマッピングを定義できます。アプリケーションベースの属性マッピングは以下の利点があります。

  • Individual mapping(個別のマッピング):自身のウィンドウで単一の属性をマッピングします。
  • Support for fixed-list attributes(固定リスト属性をサポート):メニューまたはリストを使用して固定リスト属性をマッピングします。
  • A sample value appears automatically(サンプル値が自動的に表示される):マッピングを表示または変更すると、マッピングのサンプル値が表示されます。現在のユーザーに対する値は、Oktaからアプリ方向に自動的に表示されます。最初のアプリユーザーに対する値は、アプリからOkta方向に自動的に表示されます。
  • Warnings(警告):必須フィールドがマッピングされていない場合、警告が表示されます。
  • Field sorting(フィールド並べ替え):必須およびマッピングされたフィールドが、マッピングされていない任意のフィールドの上に表示されます。
  1. Admin Consoleで、[Applications(アプリケーション)][Applications(アプリケーション)]に移動します。
  2. リストからアプリを選択します。
  3. [Provisioning(プロビジョニング)]タブをクリックして[Settings(設定)]リストから以下のオプションのうち1つを選択します。
    • To App(アプリへ)Oktaからアプリケーションへ属性をマッピングする場合は[To App(アプリへ)]を選択します。
    • To Okta(Oktaへ):アプリからOktaへ属性をマッピングする場合は[To Okta(Oktaへ)]を選択します。
  1. 下にスクロールして[Attribute Mappings(属性マッピング)]セクションに移動します。
  2. 任意。[Show Unmapped Attributes(マップされていない属性を表示)]をクリックすると、マップされていない属性が表示されます。
  3. 属性の横にある編集アイコンをクリックして、属性の設定を追加または変更します。
  4. [Attribute value(属性値)]リストから、以下のオプションのうち1つを選択します。
    • Same value for all users(すべてのユーザーで同じ値):すべてのユーザーに対してこの属性に使用する値を入力します。
    • Map from Okta Profile(Oktaプロファイルからマッピング):Oktaプロファイルからマッピングするフィールドを選択します。
    • Expression(式):Okta Expression Languageを使用してマッピングを定義します。reference(参照)またはenum(列挙)データ型を使用するマッピングを定義する場合、評価される値が割り当てられたアプリで定義されたセットの範囲内にあることを確認してください。これらの値が一致しない場合、アプリの割り当ては失敗します。次のデータ型が使用可能です。
      • string(文字列):ゼロまたはそれ以上のUnicode文字の並び(文字、数値、句読点)。
      • number(数値):Javaの64ビットDouble形式の浮動小数点数
      • boolean(ブール値):true、false、またはnullデータ値を格納。
      • integer(整数):Javaの64ビットLong形式の整数。
      • reference(参照型):アプリによって定義された特定セット内に値が属する文字列。
      • array of string(文字列の配列):文字列のシーケンシャルコレクション。
      • array of number(数値の配列):数値のシーケンシャルコレクション。
      • array of integer(整数の配列):整数のシーケンシャルコレクション。
      • array of reference(参照の配列):参照文字列のシーケンシャルコレクション。
      • enum(列挙):列挙された値のリストを定義し、ブール型以外のすべてのデータ型をサポートします。これは早期アクセス機能です。有効にするには、Oktaサポートにお問い合わせください。
  1. [Apply on(適用のタイミング)]で以下のオプションから1つ選択します。
    • Create(作成):ユーザープロファイルが作成された時にマッピングを適用します。
    • Create and update(作成と更新):ユーザープロファイルが作成または更新された時にマッピングを適用します。
  1. [Save(保存)]をクリックします。
  2. 任意。[Force Sync(強制的に同期)]をクリックすると、保存済みの新規または更新済みのマッピングが直ちに適用されます。