iOSデバイス向けのOkta Verify構成
モバイルデバイス管理(MDM)ソリューションを使ってOkta Verifyの構成をドメインにデプロイできます。構成によってOkta Verify機能が有効化されます。
管理対象アプリの構成は、必ず次の優先ドメイン両方にデプロイしてください。
- 優先ドメイン1:com.okta.mobile
 - 優先ドメイン2:com.okta.mobile.auth-service-extension
 
Okta Verifyの構成には次のキーと値を使用します。
- managementHint
 - OktaVerify.OrgUrl
 - OktaVerify.SerialNumber
 - OktaVerify.UDID
 - ReportApplicationPerformance
 - ReportBugs
 - ReportCrashLogs
 - ReportDiagnostics
 - ReportLocalFileLog
 
managementHint
この構成を使用して、デバイスが管理されていることを示す秘密鍵を指定します。
| 値[文字列] | 説明 | 
|---|---|
| 
                                                                     $secret_key  | 
                                                                
                                                                     管理証明の秘密鍵。  | 
                                                            
OktaVerify.OrgUrl
この構成を使用して、サインインURLに事前にデータを取り込み、エンドユーザーがOkta Verifyアカウントを追加するときにこの値を入力しなくて済むようにします。
| 値[文字列] | 説明 | 
|---|---|
| 
                                                                     $org_sign-in_URL  | 
                                                                
                                                                     orgのサインインURL 。 たとえば、example.okta.comなどです。  | 
                                                            
OktaVerify.SerialNumber
管理対象デバイスでシリアルIDの収集を有効にします。
| 値[文字列] | 説明 | 
|---|---|
| 
                                                                     $serial_number  | 
                                                                
                                                                     MDMプロバイダーが提供する定義済みマクロ。 詳細については、MDMプロバイダーの要件を確認してください。 MDM構成がこの値を提供しない場合、 Okta Verify は空の値を報告します。  | 
                                                            
OktaVerify.UDID
管理対象デバイスで固有のデバイスIDの収集を有効にします。
| 値[文字列] | 説明 | 
|---|---|
| 
                                                                     $UDID(Jamf)  | 
                                                                
                                                                     MDMプロバイダーが提供する定義済みマクロ。 詳細については、MDMプロバイダーの要件を確認してください。 MDM構成がこの値を提供しない場合、 Okta Verify は空の値を報告します。  | 
                                                            
ReportApplicationPerformance
アプリパフォーマンスレポートの収集を構成します。
| 値[ブール値] | 説明 | 
|---|---|
| 
                                                                     True  | 
                                                                
                                                                     パフォーマンスレポートは収集されます。 これはデフォルトです。  | 
                                                            
| 
                                                                     False  | 
                                                                
                                                                     パフォーマンスレポートは収集されません。  | 
                                                            
この値を選択すると、Oktaチームによるトラブルシューティングの支援能力に影響が生じる場合があります。
この構成は、Okta Verify 9.29以降で利用できます。
ReportBugs
ユーザーがバグレポートを送信できるかどうかを構成します。
| 値[ブール値] | 説明 | 
|---|---|
| 
                                                                     True  | 
                                                                
                                                                     ユーザーは、バグレポートを含むフィードバックを送信できます。 これはデフォルトです。  | 
                                                            
| 
                                                                     False  | 
                                                                
                                                                     [Send feedback(フィードバックを送信)]メニューを利用できなくなります。  | 
                                                            
この値を選択すると、Oktaチームによるトラブルシューティングの支援能力に影響が生じる場合があります。
この構成は、Okta Verify 9.29以降で利用できます。
ReportCrashLogs
クラッシュレポートにコンソールログを含めるかどうかを構成します。
| 値[ブール値] | 説明 | 
|---|---|
| 
                                                                     True  | 
                                                                
                                                                     コンソールログはクラッシュレポートに含まれます。 これはデフォルトです。  | 
                                                            
| 
                                                                     False  | 
                                                                
                                                                     コンソールログはクラッシュレポートに含まれません。  | 
                                                            
この値を選択すると、Oktaチームによるトラブルシューティングの支援能力に影響が生じる場合があります。
この構成は、Okta Verify 9.29以降で利用できます。
ReportDiagnostics
アプリ診断の収集を構成します。
| 値[ブール値] | 説明 | 
|---|---|
| 
                                                                     True  | 
                                                                
                                                                     アプリ使用診断(非致命的エラーなど)は記録されます。 これはデフォルトです。  | 
                                                            
| 
                                                                     False  | 
                                                                
                                                                     アプリの使用の診断が無効になります。  | 
                                                            
この値を選択すると、Oktaチームによるトラブルシューティングの支援能力に影響が生じる場合があります。
この構成は、Okta Verify 9.29以降で利用できます。
ReportLocalFileLog
ローカルファイルのロギングとエクスポートを構成します。この構成は、Okta Verify 9.29以降で利用できます。
| 値[ブール値] | 説明 | 
|---|---|
| 
                                                                     True  | 
                                                                
                                                                     ユーザーはログをローカルに保存したり、[Send feedback(フィードバックを送信)]メニューからエクスポートしたりできます。 これはデフォルトです。  | 
                                                            
| 
                                                                     False  | 
                                                                
                                                                     ユーザーがフィードバックを送信する際にログは含まれません。  | 
                                                            
この値を選択すると、Oktaチームによるトラブルシューティングの支援能力に影響が生じる場合があります。
この構成は、Okta Verify 9.29以降で利用できます。
