ITPの管理者ロール

SecOpsエンジニアからヘルプデスク管理者まで、org内の多くのエンタープライズロールでは、Identity Threat Protection with Okta AIへのアクセスが必要になる場合があります。管理者ロールをカスタマイズすることで、これらのユーザーに最小権限のアクセスを付与できます。

スーパー管理者

スーパー管理者は、最高レベルのOkta権限です。スーパー管理者は、orgのすべての管理アクティビティ(ITPに対するものも含む)を実行でき、完全な管理アクセス権を持ちます。

レポート管理者

レポート管理者は、Oktaのレポート機能に表示専用でアクセスできます。ITPが有効化されているorgでは、これらの管理者はダッシュボードウィジェット、System Log、および可観測性レポートを表示できます。

カスタム管理者ロール

早期アクセスリリース。「セルフサービス機能を有効にする」を参照してください。

カスタム管理者ロールには、特定のユースケースまたはリソースのコレクションに制限された詳細な権限があります。カスタムITP権限には、ユーザーセッションの手動取り消し、ポリシーの表示または管理、ユーザーリスクの昇格または降格、Shared Signals Frameworkレシーバーの構成が含まれます。「ロールの権限」および「ITPのカスタム管理者ロールを構成する」を参照してください。

AMFA orgのスーパー管理者

Oktaでは、Adaptive MFAを使用するorgに制限されたITP権限を提供します。これらの機能にアクセスするには、スーパー管理者が直接割り当てられている必要があります(グループの割り当てはありません)。「リスクスコアリング」および「Shared Signals Frameworkレシーバー」を参照してください。

ITPのカスタム管理者ロールは、AMFA orgでは使用できません。

ロールの権限を比較する

権限

スーパー管理者 ITPカスタム管理者 スーパー管理者(AMFA org)
Shared Signals Frameworkレシーバーのストリームを管理する
Shared Signals Frameworkレシーバーのストリームを表示する
ユーザーのリスクを管理し、手動でユーザーリスクを上げる
ユーザーのリスクを表示する
ユーザーによるリスク検出を表示し、調査してフィードバックを提供する
エンティティリスクポリシーを管理する
エンティティリスクポリシーを表示する
セッション保護ポリシーを管理する
セッション保護ポリシーを表示する
Universal Logoutを構成する
ダッシュボードのウィジェットとレポートを表示する ●*
ポリシーアクションの委任Workflowを作成する
ユーザーセッションを手動で取り消す
ITPにカスタム管理者ロールを割り当てる

* - レポート管理者ロールが必要

関連項目

カスタム管理者ロール

ITPのカスタム管理者ロールを構成する