Kubernetesクラスター接続

Okta Privileged Accessクライアントは、アクセスできるクラスターのリストをローカルデバイスと同期できるようにします。クラスターのリストは、特定ユーザーのグループメンバーシップや、構成されているクラスターグループに応じて変わる場合があります。

クラスター情報の同期

初回起動時に、Okta Privileged Accessクライアントはクラスター検出とトークン管理のみに使用され、ユーザーはkubectlを使ってクラスターと明示的にやり取りします。ユーザーがOktaアカウントを使ってクライアントを認証するたびに、クライアントは利用できるクラスターの情報をOkta Privileged Accessから取得し、それをローカルkubeconfigファイルに保存します。

クラスターの変更は、ユーザーがクライアントを認証するまでローカルに反映されません。

タスク 説明

オプション

sft K8s 利用できるK8sサブコマンドをリスト表示します。

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sft K8s list-clusters

現在のチームで利用できるサーバーをリスト表示します。

--account:指定されたアカウントを使用します。

--columns:指定の列名を出力に表示します。列名は小文字で指定する必要があり、複数を指定する場合はカンマ区切りのリストにします。

--config-file:指定された構成ファイルを使用します。

--output:結果を指定の書式に設定します。使用できるオプションは、defaultjsondescribeです。

--team:指定されたチームを使用します。

sft K8s kubeconfig

利用できるクラスター、ユーザー、コンテキストに関するYAML形式のkubeconfigファイルを返します。

--account:指定されたアカウントを使用します。

--config-file:指定された構成ファイルを使用します。

--team:指定されたチームを使用します。

sft K8s kubeconfig update

利用できるクラスター、ユーザー、コンテキストでデフォルトのkubeconfigファイル($HOME/.kube/config)を更新します。

--account:指定されたアカウントを使用します。

--config-file:指定された構成ファイルを使用します。

--filename=fileName:指定された構成ファイルを更新します。

--team:指定されたチームを使用します。

sft K8s kubeconfig remove

関連付けられているチームに関するすべてのクラスター、ユーザー、コンテキストをデフォルトのkubeconfigファイル($HOME/.kube/config)から削除します。

--account:指定されたアカウントを使用します。

--config-file:指定された構成ファイルを使用します。

--filename=fileName:指定されたファイルからデータを削除します。

--team:指定されたチームを使用します。

K8sクラスターに接続する

リストが同期されると、グループメンバーはkubectlコマンドラインツールを使ってクラスターとやり取りできるようになります。Kubernetesのドキュメントを参照してください。

コマンド 説明

Okta Privileged Accessユーザーインターフェイスに表示されないKubernetesクラスター。

  • Terraformプロバイダーの構成に正しいOkta Privileged Accessチーム名が使用されていることを確認します。

  • terraform plan terraform applyコマンドが正しく実行されたことを確認します。

関連項目

Kubernetesアクセス管理

Kubernetesアクセス管理を構成する