アプリ、ディレクトリ、IDプロバイダーにカスタム属性を追加する
ディレクトリプロファイルに属性を追加できるのは、その属性がすでにディレクトリに存在する場合のみであるため、Oktaはスキーマ検出を実行して使用可能な属性のリストを自動入力します。Oktaに属性を検出させるには、ディレクトリ内のユーザーオブジェクト(ユーザーオブジェクト、親オブジェクト、または補助オブジェクト)に属性を追加する必要があります。
空のユーザー属性フィールドは、""
または空の文字列として処理され、""
としてプロファイルに保存されます。search=(profile.<propertyName> pr)
を使用すると、プロファイルに値が含まれており、NULLではないため空の文字列を含むユーザープロファイルが返されます。属性をNULLに設定するには、Okta APIを使用する必要があります。Okta開発者向けドキュメントを参照してください。
スキーマ検出は完了するまで数秒かかります。完了すると、属性のリストが表示されます。これらは、Oktaがディレクトリ内で検出する権限を持つ属性です。
- Admin Consoleで に移動します。
- [Filters(フィルター)]リストから、[Apps(アプリ)]、[Directories(ディレクトリ)]、または[Identity Providers(IDプロバイダー)]を選択します。
- 変更したいアプリ、ディレクトリ、またはIDプロバイダー(IdP)のプロファイル名をクリックします。
- [Add Attribute(属性を追加)]をクリックします。
- 以下のフィールドに入力します。
- Data type(データ型):次のいずれかのデータ型を選択します。
- string(文字列):ゼロまたはそれ以上のUNICODE文字の並び(文字、数値、または句読点)
- number(数値):Javaの64ビットDouble形式の浮動小数点数「プラットフォームの仕様」を参照してください。
- boolean(ブール値):true、false、またはnullデータ値。
- integer(整数):Javaの64ビットLong形式の整数。
- string array(文字列の配列):文字列のシーケンシャルコレクション。
配列に含まれる項目の数が150未満であれば、項目は、横にチェックボックスが付いた状態でシーケンシャルリストに表示されます。文字列の配列の項目数が150を上回る場合、項目は検索可能なスクロールダイアログに表示されます。
- number array(数値の配列):数値のシーケンシャルコレクション。
- integer array(整数の配列):整数のシーケンシャルコレクション。
- country code(国コード):ユーザーの出身国を表すコード。
- language code(言語コード):ユーザーの言語を表すコード。
- linked object(リンクされたオブジェクト):ユーザーと他の属性との関係を表すコード。
- Display name(表示名):UIに表示される、人間が判読できるラベル。
- Variable name(変数名):マッピングで参照できる属性の名前。
- External name(外部名):IdPアサーションやプロファイルAPIの属性名(SAML属性名など)。外部名がない場合は、警告が表示されます。外部名がない場合は、次のいずれかのアクションを実行してください。
- Admin Consoleから[External name(外部名)]属性を削除し、もう一度追加します。「カスタムアプリ、ディレクトリ、IDプロバイダー属性を削除する]を参照してください。属性を削除したら、もう一度この手順に従って追加します。
- APIの[External name(外部名)]属性を更新または追加します。Okta開発者用ドキュメントの「アプリのアプリユーザープロファイルスキーマを更新する]を参照してください。externalNameパラメーターとその名前を"externalName": "appUserName"形式で追加します。externalNameが存在する場合は、名前をパラメーターに追加します。
- Description(説明):属性の説明。
- Data type(データ型):次のいずれかのデータ型を選択します。
- 任意。次のフィールドに情報を入力します。
- Enum:値の列挙型リストを定義するには、このチェックボックスを選択します。このオプションでは、ブール以外のすべてのデータ型がサポートされます。
- Attribute members(属性メンバー):[Display name(表示名)]と[Values(値)]を入力します。たとえば、「小」、「中」、「大」などです。
- Restriction(制限事項):[Value must be unique for each user(値はユーザーごとに一意にする必要があります)]を選択し、全ユーザーで一意であることを必須とします。
- Attribute length(属性の長さ):ドロップダウンリストから長さパラメーター選択し、最小値と最大値を入力します。
- Attribute required(必須属性):このチェックボックスを選択して、その属性が必須であることを示します。
- User permission(ユーザー権限):ユーザー権限レベルを選択します。アプリケーションのユーザー名に使用される属性を読み取り専用または非表示にします。
- 別のカスタム属性を追加するには、[Save(保存)]または[Save and Add Another(保存して別のものを追加)]をクリックします。