フローのテスト

開発中にフローを実行するには、フローの編集時にツールバーの[Test(テスト)]をクリックします。[Test(テスト)]ダイアログでは、デプロイ済みカードへのデータの追加のように、フローのテストデータを追加できます。[Run Test(テストの実行)]をクリックすると、フローが実行され、フロー内の各カードを通過したデータがフロー履歴に表示されます。

セクション 説明
接続のテスト
  • <connection-name>:コネクタービルダーで事前に作成した接続を、フローの実行中に使用できるようにします。

  • New connection(新規接続):新しいテスト接続を作成できます。

  • Temporary connection(一時接続):フローの実行中に、一時的な接続のための資格情報を手動で追加できるようにします。これは、スコープが異なるトークンを使ってサービスをテストする場合に特に便利です。

Options(オプション)とInputs(入力)

[Options(オプション)]または[Inputs(入力)]ダイアログで定義したフィールド、またはヘルパーフローに直接定義したフィールドが表示され、テストデータを追加できます。

Dynamic fields(動的フィールド)

動的入力は、サードパーティサービスから取得されるフィールドです。多くの場合はサードパーティアカウント固有のカスタムフィールドが含まれており、そのサービスで直接定義されます。オプション入力時のユーザーの選択によっては、入力リストの変更にも使用できます。

動的入力をテストする場合、テストデータは次の形式である必要があります。「field A」は動的フィールドのヘルパーフローに定義したたフィールドのキー/名前です。

Copy(コピー)
{
"field A": “Value A”,
"field B": “Value B”,
"field C": “Value C”
}

動的入力の詳細については、「動的入力フィールドの追加:HTTPの例」を参照してください。

Selected Outputs(選択された出力)

コネクタービルダーを使用することで、コネクターのエンドユーザーが選択した出力フィールドのリストを検査できます。この機能は、大規模なデータペイロードを取得するサードパーティサービス向けのコネクターを作成する場合に特に便利です。

サードパーティサービスから[Selected Outputs(選択された出力)]セクションのフィールドが返される場合、各グループの形式は次のようになります。

Copy(コピー)
{
"field A": {
"type": "string",
"collection": false
},
"field B": {
"type": "object",
"collection": true
},
"field C": {
"type": "boolean",
"collection": false
}
}

選択された出力の詳細については、「アクションカードへの選択可能出力の追加」を参照してください。