無効なフローの修復

構造が無効なフローは保存できません。フローが無効になる原因としては通常、以下の3つが考えられます。

  • 必須の入力が存在しない

  • 孤立メソッドが無効である

  • フィールドが無効である

  • エラー処理が無効である

必須の入力が存在しない

必須の入力には、フィールド名の隣に赤いアスタリスクが付けられています。すべてのカードをスキャンして、すべての必須入力に値を割り当てたことを確認してください。

フローに分岐がある場合(If/Elseを使用している場合など)、分岐の内部も確認する必要があります。無効なカードは通常、表題が赤くなっています。

孤立メソッドが無効である

場合によっては、「Invalid isolated method(無効な孤立メソッド)」というアラートがフローの一部またはすべてのカードに表示されます。

このエラーは通常、フィールドが誤って右から左にマッピングされている場合に発生します。場合によっては、すべてのカードを検索して、このエラーを検出する必要があります。このようなエラーを検出しやすくするには、X線投影図をオンにします。フローの上のツールバーの右側にあるX線ボタンをクリックします。

たとえば、前の2枚のカードを合計するMath Addカードを含むフローのシナリオについて考えてみましょう。Math Addカードをその2枚のソースカードのいずれかの左側に移動すると、「Invalid isolated method(無効な孤立メソッド)」アラートが表示されます。Math Addカードをソースカードの後ろに戻すと、アラートが消えます。

フィールドが無効である

分岐内のフィールドを分岐外のカードにマッピングすると、「Some fields are invalid(一部のフィールドが無効)」アラートが発生します。

たとえば、If/ElseFalseブランチをそれよりも後のカードにマッピングした場合などです。別の分岐が実行されるとそのフィールドが存在しなくなるため、フィールドが無効と判断されます。

同じ分岐内の宛先カードをソースフィールドとして移動すると、このアラートは消えます。または、分岐内のフィールドを分岐外で使用したい場合は、「Outputs(出力)」という分岐を使用して、後のステップに対応付ける値を各分岐から割り当てます。

エラー処理が無効である

フローに有効でないエラー処理が含まれている場合、そのフローは保存または実行できません。

たとえば、カードのエラー処理で[Run another flow(別のフローを実行)]オプションを選択したものの、Workflowsがエラーの詳細を返すことができるヘルパーフローを入力していない場合などです。この場合、カードのエラー処理は無効であるため、フローを保存できません。