ユーザーの更新

Office 365ユーザーのプロパティを更新します。

入力

フィールド 定義 タイプ 必須
ユーザー
Id or Username (IDまたはユーザー名) Office 365ユーザーのユーザーIDまたはユーザー名。これはユーザーのユーザープリンシパル名(UPN)です。UPNは、ユーザー名とドメインを@区切り文字で組み合わせたものです。

たとえば、john.doe@somedomain.comとなります。ユーザーのメールアドレスが考えられますが、常にそうであるとは限りません。

文字列 TRUE
プロパティー
About Me (ユーザー情報) ユーザーが自分自身について記述するためのフィールド。 文字列 FALSE
Age Group (年齢グループ) ユーザーの年齢グループ。使用できる値は、nullminornotAdultadultです。 文字列 FALSE
Birthday(生年月日) ユーザーの生年月日。これはISO 8601形式に従うタイムスタンプ値で、UTC時間です。

たとえば、UTCの2014年1月1日午前零時は2014-01-01T00:00:00Zと表されます

文字列 FALSE
Business Phones(ビジネス用電話) ユーザーの電話番号。

これは文字列の集合ですが、このプロパティーに設定できる番号は1つのみです。

テキストのリスト FALSE
City(市町村) ユーザーの所在地の市。 文字列 FALSE
Company Name(会社名) ユーザーが関連付けられている会社名。 文字列 FALSE
Consent Provided For Minor (未成年者への同意の提供) 未成年者に対する同意が得られているかどうかを示します。許容値:nullgranteddeniednotRequired 文字列 FALSE
Country(国) ユーザーの所在地の国または地域。

たとえば、USまたはUKなど。

文字列 FALSE
Department(部門) ユーザーが勤務する部署の名前。 文字列 FALSE
表示名 ユーザーの住所録に表示される名前。これは通常、ユーザーの名、ミドルネームのイニシャル、姓を組み合わせたものです。 文字列 FALSE
Employee Id (従業員ID) Organizationによってユーザーに割り当てられている従業員識別子。 文字列 FALSE
Fax Number (Fax番号) ユーザーのFAX番号。 文字列 FALSE
Given Name(名) ユーザーの名 (ファーストネーム)。 文字列 FALSE
Hire Date (雇用日) ユーザーの雇用日。これはISO 8601形式に従うタイムスタンプ値で、UTC時間です。

たとえば、UTCの2014年1月1日午前零時は2014-01-01T00:00:00Zと表されます。

文字列 FALSE
Interests (関心事) ユーザーの関心事のリスト。 テキストのリスト FALSE
Is Resource Account (リソースアカウント) ユーザーがリソースアカウントである場合はtrue。それ以外の場合はfalsenull値はfalseとみなされます。 ブール値 FALSE
Job Title(役職名) ユーザーの役職名。 文字列 FALSE
Mail Nickname (メールニックネーム) ユーザーのメールエイリアス。 文字列 FALSE
Mobile Phone(携帯電話) ユーザーのプライマリー携帯電話番号。 文字列 FALSE
My Site (マイサイト) ユーザーの個人サイトのURL。 文字列 FALSE
Office Location (オフィス所在地) ユーザーの勤務先のオフィス所在地。 文字列 FALSE
On Premises Immutable Id(オンプレミス不変ID) このプロパティは、オンプレミスActive DirectoryユーザーアカウントをAzure Active Directoryユーザーオブジェクトに関連付けるために使用されます。ユーザーのユーザープリンシパル名(UPN)プロパティに対してフェデレーションドメインを使用する場合、Graphのユーザーアカウントを作成する際にこのプロパティを指定する必要があります。 文字列 FALSE
Other Mails(その他のメール) ユーザーのその他のメールアドレスのリスト。 テキストのリスト FALSE
Password Policies (パスワードポリシー) ユーザーのパスワードポリシーを指定します。この値は列挙で、デフォルトのポリシーよりも弱いパスワードを指定可能とするDisableStrongPasswordを1つの値として含む可能性があります。DisablePasswordExpirationを指定することもできます。これら2つを共に指定することができます。たとえば、DisablePasswordExpiration, DisableStrongPasswordとなります。 文字列 FALSE
Password(パスワード) ユーザーのパスワードポリシーを指定します。DisableStrongPasswordは、デフォルトのポリシーよりも弱いパスワードの使用を許容します。DisablePasswordExpirationは、ユーザーのパスワードが失効することがないように設定します。「DisablePasswordExpiration, DisableStrongPassword」と入力することで両方を指定できます。 文字列 FALSE
Force Change Password Next Sign In (次回サインイン時にパスワードの変更を強制) ユーザーが次回ログイン時にパスワードを変更する必要がある場合はtrue。それ以外の場合はfalse ブール値 FALSE
Force Change Password Next Sign In With MFA(MFAによる次回サインイン時にパスワードの変更を強制) trueの場合、ユーザーは次回サインイン時に多要素認証を行った後でパスワードを変更する必要があります。ユーザーがパスワードを変更する前に多要素認証を行う必要がある点を除き、動作はforceChangePasswordNextSignInと同じです。パスワードが変更されると、このプロパティは自動的にfalseにリセットされます。このプロパティが設定されない場合のデフォルト値はfalseです。 ブール値 FALSE
Past Projects (過去のプロジェクト) ユーザーの過去のプロジェクトを列挙するリスト。 テキストのリスト FALSE
Postal Code(郵便番号) ユーザーの郵便物送付先住所の郵便番号。郵便番号はユーザーの国または地域に固有です。米国の場合、この属性はZIPコードを含みます。 文字列 FALSE
Preferred Data Location (優先データロケーション) ユーザーの優先されるデータの場所。 文字列 FALSE
Preferred Language(優先言語) ユーザーの優先言語。これはISO 639-1コードです。

たとえば、en-USなど。

文字列 FALSE
Preferred Name (優先名) ユーザーの優先名。 文字列 FALSE
Responsibilities (責務) ユーザーの責務を列挙するリスト。 テキストのリスト FALSE
Schools (学校) ユーザーの通学した学校を列挙するリスト。 テキストのリスト FALSE
Show In Address List (アドレスリストの表示) Outlookグローバルアドレスリストにこのユーザーが含まれる場合はtrue、それ以外の場合はfalse。設定しない場合はtrueとして扱われます。招待マネージャーを通じて招待されたユーザーの場合、このプロパティはfalseに設定されます。 ブール値 FALSE
Skills (スキル) ユーザーのスキルを列挙するリスト。 テキストのリスト FALSE
State(都道府県) ユーザーの住所の州または都道府県。 文字列 FALSE
Street Address (番地) ユーザーの勤務先住所の番地。 文字列 FALSE
Surname(姓) ユーザーの姓 (ファミリーネーム、つまり名字)。 文字列 FALSE
Usage Location (2 char) (使用場所 (2文字)) ISO 3166によって定義される2文字の国コード。国におけるサービスの可用性を検査する法的な要件により、ユーザーへのライセンスの割り当てに必要です。

たとえば、USJPGBなど。

文字列 FALSE
User Principal Name (ユーザープリンシパル名) ユーザーのユーザープリンシパル名 (UPN)。これは、RFC 822に基づく、ユーザーのインターネット様式のログイン名です。形式はalias@domainで、ドメインはテナントの検証済みドメインの集合に存在しなければなりません。これはユーザーのメールアドレスと同じである場合があります。 文字列 FALSE
User Type (ユーザータイプ) MemberおよびGuestなど、ディレクトリ内でユーザータイプを分類するために使用できる文字列値。 文字列 FALSE
On Premises Extension Attributes(オンプレミス拡張属性) ユーザーの拡張属性1~15。個別の拡張属性は、選択することもフィルタリングすることもできません。onPremisesSyncEnabledユーザーの場合、このプロパティのセットはオンプレミスから供給され、参照専用です。クラウド専用ユーザー (onPremisesSyncEnabledがfalse) の場合、これらのプロパティーは作成または更新の際に設定される場合があります。 文字列 FALSE
Extension Attribute 1 (拡張属性1) 最初のカスタマイズ可能な拡張属性。 文字列 FALSE
Extension Attribute 2 (拡張属性2) 2番目のカスタマイズ可能な拡張属性。 文字列 FALSE
Extension Attribute 3 (拡張属性3) 3番目のカスタマイズ可能な拡張属性。 文字列 FALSE
Extension Attribute 4 (拡張属性4) 4番目のカスタマイズ可能な拡張属性。 文字列 FALSE
Extension Attribute 5 (拡張属性5) 5番目のカスタマイズ可能な拡張属性。 文字列 FALSE
Extension Attribute 6 (拡張属性6) 6番目のカスタマイズ可能な拡張属性。 文字列 FALSE
Extension Attribute 7 (拡張属性7) 7番目のカスタマイズ可能な拡張属性。 文字列 FALSE
Extension Attribute 8 (拡張属性8) 8番目のカスタマイズ可能な拡張属性。 文字列 FALSE
Extension Attribute 9 (拡張属性9) 9番目のカスタマイズ可能な拡張属性。 文字列 FALSE
Extension Attribute 10 (拡張属性10) 10番目のカスタマイズ可能な拡張属性。 文字列 FALSE
Extension Attribute 11 (拡張属性11) 11番目のカスタマイズ可能な拡張属性。 文字列 FALSE
Extension Attribute 12 (拡張属性12) 12番目のカスタマイズ可能な拡張属性。 文字列 FALSE
Extension Attribute 13 (拡張属性13) 13番目のカスタマイズ可能な拡張属性。 文字列 FALSE
Extension Attribute 14 (拡張属性14) 14番目のカスタマイズ可能な拡張属性。 文字列 FALSE
Extension Attribute 15 (拡張属性15) 15番目のカスタマイズ可能な拡張属性。 文字列 FALSE

出力

フィールド 定義 タイプ
出力
Status Code(ステータスコード) 操作の結果。コネクターは、カードによって実行されたアクションが成功したか失敗したかを示す、HTTPステータスコードを返します。例:
  • 201 Createdステータスコードは、新しいリソースが作成された場合の成功を示します。
  • 403 Forbiddenエラーは、必要な権限が不足していたためにHTTPリクエストが処理されなかったことを示します。

発生する可能性があるステータスコードの完全なリストについては、「HTTPステータスコード」を参照してください。

数値

関連項目

Azure Active Directoryコネクター

Workflows要素

Azure Active Directoryコネクターのガイダンス

Azure Active Directory管理APIの概要