既知の問題と制限事項

フローに影響する可能性があるBoxコネクターの既知の制限事項は次のとおりです。

  • Webhookでは、ファイルまたはフォルダ、アプリケーション、認証ユーザーの各アイテムは1つに制限されます。アイテムにWebhookを添付した後は、第2のWebhookが別のトリガーイベントに対応する場合でも、第2のWebhookを添付できません。

  • ユーザーのアプリケーションのWebhookは1000に制限されます。ユーザーのWebhookをそれ以上作成するには、別のアプリケーションを作成するか既存のWebhookを更新し、フォルダーツリー内のより上位のレベルに適用します。

  • コネクターはWebhooks V2を使用し、ID 0のルートフォルダには作成できません。「Box」を参照してください。

  • ペイロードには、オブジェクト応答と追加のコンテキスト情報が含まれます。

追加情報

  • 通知の送信に失敗すると、Boxアプリケーションはペイロードを最大で10回再送信します。

  • Boxアプリケーションを削除すると、そのアプリケーションに関連するすべてのWebhookは自動的に削除されます。

  • Webhookに関連するすべてのアクティブアクセストークンを削除すると、Webhookは自動的に削除されます。これには、開発者トークンとパスワードリセットが含まれます。

  • 最後に成功した送信が30日前で、最後の成功送信日と最後のトリガー日の間の期間が14日間を超える場合、Webhookは自動的に削除されます。
  • Webhookが削除されると、BoxはWEBHOOK>DELETEDというイベント名のWebhookペイロードを通知URLに送信します。ペイロードの本文には以下の情報が含まれます。
Copy
"additional_info": {

"reason": "auto_cleanup"

}

ファイルとフォルダの削除と復元

Boxファイルとフォルダを削除して復元し、Boxイベントが含まれるWorkflowフローのステータスが変化すると、ユーザーに競合エラーメッセージが送信される場合があります。

Problem(問題)

ユーザーは、Boxイベントが含まれるアクティブなWorkflowsフローに次の変更を加えます。

  • フロー(IDで指定)で使用されるファイルまたはフォルダは、Boxゴミ箱に移動されます。
  • Workflowフローは非アクティブ化されます。
  • ファイルまたはフォルダは、Boxゴミ箱から復元されます。
  • Workflowフローはアクティブ化されます。
  • ユーザーに409 Conflictエラーメッセージが送信されます。

ファイルまたはフォルダをゴミ箱に移動してから復元すると、関連するWebhookも復元されます。この場合は、Webhookに関連する追加のファイルまたはフォルダーが存在します。Boxでは、ファイルとフォルダの数はWebhookごとに1つに制限されます。

Resolution(解決法)

  1. 復元されたWebhookを(消去ではなく)削除します。

  2. フローがアクティブ化に失敗したイベントカードで、[Target Item ID(ターゲットアイテムID)]フィールドにファイルまたはフォルダを指定します。

  3. Custom API Actionカードを使用して、呼び出しによってすべてのWebhookが一覧表示されるようにカードを構成します。

  4. ファイルまたはフォルダーのターゲットであるWebhookのIDを特定します。

  5. Custom API Actionカードを使用して、 WebhookのIDを削除する呼び出しを行います。

関連項目

Boxコネクター

Workflows要素

Box APIのドキュメント