認可

NetSuiteカードをフローに初めて追加すると、Okta Workflowsから接続の構成を求められます。この接続はNetSuiteアカウントにリンクし、アカウント情報を保存するため、今後のNetSuiteフローでこの接続を再利用できます。

一意の接続を複数作成し、Okta Workflowsコンソール接続ページで管理できます。

開始する前に

NetSuiteコネクターを作成するには、Oktaスーパー管理者またはWorkflows管理者である必要があります。

手順

以下のタスクを完了し、NetSuiteアカウントへの接続を作成します。

Webサービス機能を有効にする

NetSuite Webサービス機能は、Webサービス要求を送信する前に有効にする必要があります。

  1. NetSuiteに管理者としてサインインします。

  2. [Setup(設定)][Company(会社)][Enable Features(機能の有効化)]に移動します。

  3. [SuiteCloud]タブを選択します。

  4. SuiteTalk(ウェブサービス)セクションの下で、[REST WEB SERVICES(REST WEBサービス)]を有効にします。

  5. 認証の管理セクションの下で、[TOKEN-BASED AUTHENTICATION(トークンベースの認証)]を有効にします。

  6. 必要に応じて、SuiteCloudサービス利用規約を確認し、同意します。

トークンベースの認証(TBA)用アプリを作成する

  1. [Setup(設定)][Integration(統合)][Integration Management(統合管理)][Manage Integrations(統合を管理)][New(新規)]に移動します。

  2. アプリの[Name(名前)]を入力します。

  3. アプリの[State(状態)]Enabledに設定されていることを確認します。

  4. [認証]サブタブで、以下の操作を行います。

    1. [Token-based Authentication(トークンベースの認証)]を有効にします。

    2. [TBA:Authorization Flow(TBA:認可フロー)]を無効にします。

    3. [Authorization Code Grant(認可コード付与)]を無効にします。

  5. [Save(保存)]をクリックします。

確認ページに、このアプリの[Consumer Key / Client ID(コンシューマーキー/クライアントID)][Consumer Secret / Client Secret(コンシューマーシークレット/クライアントシークレット)]が表示されます。

セキュリティ上の理由から、NetSuite[Consumer Key / Client ID(コンシューマーキー/クライアントID)][Consumer Secret / Client Secret(コンシューマーシークレット/クライアントシークレット)]の値を示すのは、この確認ページのみに限られます。

このページから移動すると、システムからこれらの値を取得することはできません。これらの資格情報を失った場合は、新しい値にリセットする必要があります。

トークンベースの認証用にトークンを作成する

  • NetSuite[Home(ホーム)]ダッシュボードの[Settings section(設定セクション)]の下で、[Manage Access Tokens(アクセストークンの管理)]をクリックします。

  • [My Access Tokens(マイアクセストークン)]ページで、[New My Access Token(新しいマイアクセストークン)]をクリックします。

  • [Access Token(アクセストークン)]ページで、前のタスクで作成したアプリを選択します。

  • [Token Name(トークン名)]には、[Application Name(アプリケーション名)][User(ユーザー)]、および[Role(ロール)]の連結がデフォルトですでに入力されています。ただし、このトークンには独自の名前を入力できます。

  • [Save(保存)]をクリックします。

確認ページに[Token ID(トークンID)][Token Secret(トークンシークレット)]が表示されます。

セキュリティ上の理由から、NetSuite[Token ID(トークンID)][Token Secret(トークンシークレット)]の値を示すのは、この確認ページのみに限られます。

このページから移動すると、システムからこれらの値を取得することはできません。これらの資格情報を失った場合は、新しい値にリセットする必要があります。

NetSuiteの構成を記録する

NetSuite接続を作成するには、NetSuite構成から2つのアカウント情報が必要です。

  1. [Setup(設定)][Company(会社)][Company Information(会社情報)]に移動します。

  2. [Account ID(アカウントID)]をコピーします。

  3. [SuiteTalk Web Service URL(SuiteTalk WebサービスURL)]のサブドメインを取得するには、[会社URL]サブタブを選択します。

  4. [SuiteTalk (SOAP and REST web services)(SuiteTalk(SOAP WebサービスとREST Webサービス))]フィールドの下で、URLのhttps://.suitetalk.api.netsuite.comの間の部分にある値をコピーします。たとえば、URLがhttps://MY_SUBDOMAIN.suitetalk.api.netsuite.comの場合、サブドメインはMY_SUBDOMAINです。

Okta Workflowsを作成する

最後に、Okta WorkflowsNetSuite接続を作成することができます。

  1. Workflows Console[Connections(接続)]タブを開くか、NetSuiteフローカードを開きます。
  2. [New Connection(新規接続)]をクリックします。
  3. 接続の[Name(名前)]を入力します。複数の接続を作成しチームと共有する予定の場合は、接続に一意の名前を付けておくと便利です。
  4. 任意。接続の[Description(説明)]を入力します。接続に関する役立つ情報であれば何でもかまいません。
  5. [Consumer Key / Client ID(コンシューマーキー/クライアントID)]フィールドに、NetSuiteアプリから取得した[Consumer Key / Client ID(コンシューマーキー/クライアントID)]の値を入力します。
  6. [Consumer Secret / Client Secret(コンシューマーシークレット/クライアントシークレット)]フィールドに、NetSuiteアプリから取得した[Consumer Secret / Client Secret(コンシューマーシークレット/クライアントシークレット)]の値を入力します。
  7. [Token ID(トークンID)]フィールドに、TBAトークンから取得した[Token ID(トークンID)]を入力します。
  8. [Token Secret(トークンシークレット)]フィールドに、TBAトークンから取得した[Token Secret(トークンシークレット)]を入力します。
  9. [Account ID(アカウントID)]フィールドに、会社情報ページに記載された[Account ID(アカウントID)]を入力します。
  10. [Subdomain(サブドメイン)]フィールドに、[SuiteTalk (SOAP and REST web services)(SuiteTalk(SOAP WebサービスとREST Webサービス))]URLのサブドメインを入力します。
  11. [Create(作成)]をクリックします。