認可
NetSuiteカードをフローに初めて追加すると、Okta Workflowsから接続の構成を求められます。この接続はNetSuiteアカウントにリンクし、アカウント情報を保存するため、今後のNetSuiteフローでこの接続を再利用できます。
一意の接続を複数作成し、Okta Workflowsコンソールの接続ページで管理できます。
開始する前に
NetSuiteコネクターを作成するには、Oktaスーパー管理者またはWorkflows管理者である必要があります。
手順
以下のタスクを完了し、NetSuiteアカウントへの接続を作成します。
Webサービス機能を有効にする
NetSuite Webサービス機能は、Webサービス要求を送信する前に有効にする必要があります。
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NetSuiteに管理者としてサインインします。
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に移動します。
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[SuiteCloud]タブを選択します。
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SuiteTalk(ウェブサービス)セクションの下で、[REST WEB SERVICES(REST WEBサービス)]を有効にします。
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認証の管理セクションの下で、[TOKEN-BASED AUTHENTICATION(トークンベースの認証)]を有効にします。
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必要に応じて、SuiteCloudサービス利用規約を確認し、同意します。
トークンベースの認証(TBA)用アプリを作成する
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に移動します。
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アプリの[Name(名前)]を入力します。
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アプリの[State(状態)]がEnabledに設定されていることを確認します。
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[認証]サブタブで、以下の操作を行います。
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[Token-based Authentication(トークンベースの認証)]を有効にします。
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[TBA:Authorization Flow(TBA:認可フロー)]を無効にします。
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[Authorization Code Grant(認可コード付与)]を無効にします。
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[Save(保存)]をクリックします。
確認ページに、このアプリの[Consumer Key / Client ID(コンシューマーキー/クライアントID)]と[Consumer Secret / Client Secret(コンシューマーシークレット/クライアントシークレット)]が表示されます。
セキュリティ上の理由から、NetSuiteが[Consumer Key / Client ID(コンシューマーキー/クライアントID)]と[Consumer Secret / Client Secret(コンシューマーシークレット/クライアントシークレット)]の値を示すのは、この確認ページのみに限られます。
このページから移動すると、システムからこれらの値を取得することはできません。これらの資格情報を失った場合は、新しい値にリセットする必要があります。
トークンベースの認証用にトークンを作成する
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NetSuiteの[Home(ホーム)]ダッシュボードの[Settings section(設定セクション)]の下で、[Manage Access Tokens(アクセストークンの管理)]をクリックします。
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[My Access Tokens(マイアクセストークン)]ページで、[New My Access Token(新しいマイアクセストークン)]をクリックします。
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[Access Token(アクセストークン)]ページで、前のタスクで作成したアプリを選択します。
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[Token Name(トークン名)]には、[Application Name(アプリケーション名)]、[User(ユーザー)]、および[Role(ロール)]の連結がデフォルトですでに入力されています。ただし、このトークンには独自の名前を入力できます。
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[Save(保存)]をクリックします。
確認ページに[Token ID(トークンID)]と[Token Secret(トークンシークレット)]が表示されます。
セキュリティ上の理由から、NetSuiteが[Token ID(トークンID)]と[Token Secret(トークンシークレット)]の値を示すのは、この確認ページのみに限られます。
このページから移動すると、システムからこれらの値を取得することはできません。これらの資格情報を失った場合は、新しい値にリセットする必要があります。
NetSuiteの構成を記録する
NetSuite接続を作成するには、NetSuite構成から2つのアカウント情報が必要です。
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に移動します。
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[Account ID(アカウントID)]をコピーします。
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[SuiteTalk Web Service URL(SuiteTalk WebサービスURL)]のサブドメインを取得するには、[会社URL]サブタブを選択します。
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[SuiteTalk (SOAP and REST web services)(SuiteTalk(SOAP WebサービスとREST Webサービス))]フィールドの下で、URLのhttps://と.suitetalk.api.netsuite.comの間の部分にある値をコピーします。たとえば、URLがhttps://MY_SUBDOMAIN.suitetalk.api.netsuite.comの場合、サブドメインはMY_SUBDOMAINです。
Okta Workflowsを作成する
最後に、Okta WorkflowsでNetSuite接続を作成することができます。
- Workflows Consoleで[Connections(接続)]タブを開くか、NetSuiteフローカードを開きます。
- [New Connection(新規接続)]をクリックします。
- 接続の[Name(名前)]を入力します。複数の接続を作成しチームと共有する予定の場合は、接続に一意の名前を付けておくと便利です。
- 任意。接続の[Description(説明)]を入力します。接続に関する役立つ情報であれば何でもかまいません。
- [Consumer Key / Client ID(コンシューマーキー/クライアントID)]フィールドに、NetSuiteアプリから取得した[Consumer Key / Client ID(コンシューマーキー/クライアントID)]の値を入力します。
- [Consumer Secret / Client Secret(コンシューマーシークレット/クライアントシークレット)]フィールドに、NetSuiteアプリから取得した[Consumer Secret / Client Secret(コンシューマーシークレット/クライアントシークレット)]の値を入力します。
- [Token ID(トークンID)]フィールドに、TBAトークンから取得した[Token ID(トークンID)]を入力します。
- [Token Secret(トークンシークレット)]フィールドに、TBAトークンから取得した[Token Secret(トークンシークレット)]を入力します。
- [Account ID(アカウントID)]フィールドに、会社情報ページに記載された[Account ID(アカウントID)]を入力します。
- [Subdomain(サブドメイン)]フィールドに、[SuiteTalk (SOAP and REST web services)(SuiteTalk(SOAP WebサービスとREST Webサービス))]URLのサブドメインを入力します。
- [Create(作成)]をクリックします。