Ubuntu/Debianにアドバンストサーバーアクセスのサーバーエージェントをインストールする
サーバーエージェントをインストールして使用するには、レポジトリ署名キーの追加、レポジトリ署名キーにリンクしたパッケージリソースリスト項目の作成、さらに利用可能なパッケージの更新が必要です。
エージェントをインストールするには:
- DebianのバージョンによってはGnuPGのインストールが必要な場合があります:
sudo apt-get install gpg
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アドバンストサーバーアクセスのリポジトリキーを追加する:
curl -fsSL https://dist.scaleft.com/pki/scaleft_deb_key.asc | gpg --dearmor | sudo tee /usr/share/keyrings/scaleft-archive-keyring.gpg > /dev/null
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パッケージリソースリスト項目を作成する:
echo "deb [arch=amd64 signed-by=/usr/share/keyrings/scaleft-archive-keyring.gpg] http://pkg.scaleft.com/deb linux main" | sudo tee -a /etc/apt/sources.list.d/scaleft.list > /dev/null
- 利用可能なパッケージのリストを更新する:
sudo apt-get update
- アドバンストサーバーアクセスのサーバーツールをインストールする:
sudo apt-get install scaleft-server-tools
sftd daemonは自動的に起動します。
systemdシステムとサービスマネージャーおよびjournaldシステムサービスを使用するシステムでは、以下のコマンドを入力することでdaemonが実行していることを確認できます:
journalctl -u sftd
ログ管理にjournaldを使用しないシステム上では、/var/log/sftd.logをチェックしてdaemonが実行しているか確認できます。

Ubuntu 20.04を実行しているサーバーの場合、証明機関(CA)がssh-rsaアルゴリズムを使用して証明書に署名することを許可する必要があります。許可するには、OpenSSH daemonファイル(/etc/ssh/sshd_configまたは/etc/ssh/sshd_config.d/の下位にあるドロップインファイル)に次の行を追加します:
CASignatureAlgorithms ssh-rsa