iOSデバイスでOkta FastPassをセットアップする
組織がOkta FastPassを使用している場合、Okta Verifyアカウントの追加時に、または追加した後に技術部門がこの認証オプションをセットアップするよう求めることがあります。Okta FastPassを使用して、パスワードを入力することなく、Oktaで保護されたアプリに安全にアクセスすることができます。
管理者への注意:この機能は、Okta Identity Engineでのみ利用可能です。
Okta FastPassをセットアップするよう組織から求められたときに[Account details(アカウントの詳細)]でこのオプションが利用できない場合は、別のデバイスから組織のアプリダッシュボードに移動してください。ご自身の名前の横にある矢印 > [Settings (設定)] > [Okta Verify]を順に選択し、[Set Up (セットアップする)]をクリックしてください。手順に従い、新しいOkta Verifyアカウントをデバイスに追加します。Okta FastPassの新規アカウントが追加されます。
- Okta Verifyを開き、アカウントをタップします。
- [Account Details (アカウントの詳細)]ページで、[Ways to Sign In (サインイン方法)] > Okta FastPassに移動し、[Set Up (セットアップ)]をタップします。
- Okta FastPassの使用について読み、アプリにサインインして[Set Up(セットアップ)]をタップします。
- 本人確認に進むには、[Next (次へ)]または[Sign In (サインインする)]をタップします。
- Okta Verifyによってコードが表示された場合は、[Copy Code(コードをコピーする)] >[Continue to Verification(認証を続ける)]をタップしてください。もしくは、スキップして次のステップへ進んでください。
コピーした6桁のコードが後のステップで必要になる場合があります。表示させたいコードが隠れている場合は、[Reveal (確認する)]のアイコンをタップします。
コードは30秒ごとに更新されます。 - 電子メールアドレスを入力します。これは、組織からOkta VerifyまたはOkta FastPassのセットアップ手順を受け取ったアドレスです。
- 本人確認を行います。セキュリティメソッドを選択します。
- [Use my password (パスワードを使用する)]を選択した場合、パスワードを入力して[Verify (認証する)]をタップします。
- [Enter a code (コードを入力する)]を選択した場合は、ステップ4でコピーしたコードをペーストし、[Verify (認証する)]をタップします。
- メッセージが表示されたら、Touch IDまたはFace IDを有効にします。[Enable (有効にする)]をタップします。
- 権限のリクエストおよびアラートを読み、処理します。
[Setup Complete(セットアップが完了しました)]の画面で、Okta FastPassが有効になったことを確認できます。
- [Done (完了)]をクリックして手順を完了します。
これで、Okta FastPassが[Account Details (アカウント詳細)]のページで認証オプションとして記載されました。
同じ組織内でOkta FastPassを使用したOkta Verifyアカウントが他にもある場合は、Okta FastPassを使用してアプリにサインインする際にどちらを使用するか選択できます。「iOSデバイスでデフォルトのOkta FastPassアカウントを設定する」を参照してください。