Okta Verifyに関するよくある質問(FAQ)
Okta Verifyをセットアップする

Okta Verifyは本人確認のために使用するモバイルアプリで、本人のみがOktaにより保護されたリソースに安全にサインインできます。

Okta Verifyアプリには次の機能が備わっています。
- アカウントを追加して、組織のOktaソリューションにデバイスを登録します。
- Okta Verifyを認証に必要とするアカウントを追加します。Okta以外のアプリを追加することも可能です。
- 本人確認を行い、Oktaにより保護されたリソースにアクセスしようとしているのが本人であることを確認します。
- 登録されたアカウントを管理します。
- 利用規約、プライバシーに関するポリシー、およびサードパーティーのソフトウェアの通知を確認します。
Okta Verifyアプリには次の機能は備わっていません。
- Oktaアカウントに直接アクセスまたはサインインします。代わりに、デスクトップコンピューター、モバイルブラウザー、またはOkta Mobileアプリを使用してアカウントにサインインできます。必要な場合、Okta Verifyを使用するよう求められます。
- アプリからOkta Verifyの登録を直接リセットします。ロックアウトされた場合、またはパスワードを忘れた場合、「同じAndroidデバイスにOkta Verifyを復元する」または「同じiOS デバイスにOkta Verifyを復元する」をご覧ください。

Okta Verifyは、iOS 搭載デバイスの場合はApple App Storeから、またAndroid搭載デバイスの場合は Google Playからダウンロードできます。

新しいユーザーの場合、「Okta Verify を開始する」の手順に従ってください。
初めてOkta Verifyをセットアップする方法についてのビデオチュートリアルを視聴できます。

Okta Verifyで作業する際に、これらの用語は基本的に同じことを意味します。つまり、Okta Verifyアカウントおよびデバイスでインストールされた特定のOkta Verifyアプリ間の接続を確立または再確立することを意味します。

Oktaアカウントにサインインします。「Okta Verifyで認証する

エンドユーザーダッシュボード(Okta管理者ダッシュボードと混同しないでください) は、Oktaアカウントにサインインする際に表示されるランディングページです。ダッシュボードには利用可能なすべてのアプリが表示され、そこからプロファイルの設定を編集することもできます。
Okta Verify登録を復元する
詳細については、「同じAndroidデバイスにOkta Verifyを復元する」または「同じiOS デバイスにOkta Verifyを復元する」をご覧ください。

次の状況が該当する場合、自分でOkta Verifyをリセットするか、または管理者にリセットしてもらう必要があります。
- Okta Verifyをセットアップしたが、誤ってデバイスからアプリを削除してしまった場合、または消去してデバイスをリセットする必要があった場合。
- 認証ループから抜け出せない状態で、ウェブブラウザーでOkta Verifyアプリに確認するよう指示されるが、アプリでプッシュ通知が受信されていないか、ワンタイムコードが表示されない場合。
- アプリから正しいパスコードを入力しても、またはデバイスに送信されたプッシュ通知を承認しても、アカウントにサインインできない場合。
- Okta Verifyアプリで認証コードエラーを受信し続けている場合。
ユーザーまたは組織の管理者がOkta Verify登録をリセットした後、デバイスはOktaアカウントに登録されていない状態になります。そのため、再度始めからセットアップする必要があります。
詳細については、「同じAndroidデバイスにOkta Verifyを復元する」または「同じiOS デバイスにOkta Verifyを復元する」をご覧ください。

一部の組織は、Okta Verifyの使用を1度に1台のデバイスのみに制限しています。該当する内容を確認するには、ヘルプデスクにお問い合わせください。

セキュリティ上の理由から、元のデバイスに関連付けられている既存のOkta Verifyの登録をまず削除した場合にのみ、1台のデバイスから別のデバイスにOkta Verifyを転送できます。次に、「新しいAndroidデバイスにOkta Verifyを転送する」および「新しいiOS デバイスにOkta Verifyを転送する」で説明されているようにOkta Verifyに新しいデバイスを登録します。Oktaアカウントにアクセスできない場合、会社のヘルプデスクにお問い合わせください。

いいえ。Okta Verifyがインストールされた以前のデバイスがなく、追加のOkta認証要素に登録していない場合、会社のIT部門に連絡して、新しいデバイスを登録してもらってください。

いいえ。現在のOkta Verify登録は、デバイスから削除した特定のOkta Verifyアプリに関連付けられています。現在のOkta Verify登録がOktaアカウントから削除されるまで、Okta Verifyを再インストールして、登録し直すことはできません。この場合、IT管理者のみが現在のOkta Verifyの登録を削除できます。会社のIT部門に連絡し、新しいデバイスを登録してもらってください。

いいえ。以前のデバイスからOkta Verifyを削除する前、または新しいデバイスを取得する前に、Okta以外のサービスにサインインして、それらのコードで新しいデバイスをセットアップする必要があります。以前のデバイスでOkta Verifyのアクセスがなくなると、それらのコードを取得することはできなくなります。
コードおよびキー

QRコードは世界共通のバーコードであり、デバイスのカメラでスキャンし読み取ることができます。QR コードを使用して、Oktaアカウントでデバイスを登録します。通常この作業は一度のみ行う必要がありますが、ユーザーまたはIT 部門がアカウントをリセットした場合、新しいQRコードをスキャンして、登録し直します。QRコードのスキャン方法については、「QR コードを使用してAndroidデバイスのOkta Verifyをセットアップする」または「QR コードを使用してiOS デバイスのOkta Verifyをセットアップする 」をご覧ください。
QRコードをスキャンできない場合、「アクティベーションリンクまたは秘密キーを使ってAndroidデバイスのOkta Verifyをセットアップする」または「アクティベーションリンクまたは秘密キーを使ってiOSデバイスのOkta Verifyをセットアップする」をご覧ください。

初めてOkta Verifyでデバイスを登録する際に、会社の設定に応じて異なるオプションがあります。
- アプリを使用して、コンピューターのQR コードをスキャンします。
- 電子メールに送信されたアクティベーションリンクまたはデバイスのSMS アプリを使用するか、秘密キーを生成してデバイスのOkta Verifyで入力します。秘密キーはセキュリティーキー(以下に説明)でもなく、またOkta Verifyで表示され、Oktaアカウントにアクセスするためにブラウザーで入力する6桁の一時パスコードでもありません。秘密キーの使用の詳細については、「アクティベーションリンクまたは秘密キーを使ってAndroidデバイスのOkta Verifyをセットアップする」または「アクティベーションリンクまたは秘密キーを使ってiOSデバイスのOkta Verifyをセットアップする」をご覧ください。
- デバイスで組織のアカウントにサインインします。「アカウントにサインインしてAndroidデバイスでOkta Verifyをセットアップする」または「アカウントにサインインしてiOS デバイスでOkta Verifyをセットアップする」をご覧ください。

セキュリティーキーは、多要素認証を強化するためにコンピューターに挿入されるデバイスです。Okta対応のUniversal 2nd Factor(U2F)セキュリティーキーの例として、YubiKeyやTitanなどのセキュリティーキーが挙げられます。セキュリティーキーが組織に適用されているかどうか確認するには、管理者にお問い合わせください。