SharePoint(オンプレミス版)でOktaをクレーム・プロバイダーとして構成する
開始する前に
- ユーザー・アカウントにSharePointファームを変更する権限があることを確認します。
-
PowerShellコマンドを実行するためのSharePoint管理シェルまたはSharePoint PowerShellスナップインがあることを確認します。次のコマンドを入力して、必要なスナップインを既存のPowerShellプロンプトに追加します。
Add-PSSnapIn Microsoft.Sharepoint.Powershell
この手順を開始する
この手順には次のタスクが含まれます:
1. マッピングを構成する
SharePointには4つの属性(ユーザー名、名、姓、メール)を構成できます。これにより、Oktaのユーザー・プロファイル属性およびアプリのユーザー・プロファイル属性で、名、姓、メールのプレフィックス一致に対してワイルドカード一致が可能になります。
マッピングを構成するには、[ディレクトリー] > [プロファイル・エディター] > [SharePoint(オンプレミス版)] > [マッピング]に移動します。

重要
- 検索範囲レベルをOKTAとして設定し、識別子クレームをuserNameとして設定する場合、アプリ・ユーザーのユーザー名のマッピングをカスタマイズしないでください。
- 検索範囲レベルをアプリとして設定する場合、アプリ・ユーザーのfirstName/lastName/emailのマッピングをカスタマイズしたり、これらのフィールドを空のままにしないでください。
2. クレーム・プロバイダーとして追加されたOktaを検証する
このインストール手順を完了すると、SharePointの[サーバーの全体管理]コンソールの[信頼できるIDプロバイダー]リストにOktaが表示されます。
- SharePointの[サーバーの全体管理] > [セキュリティー] > [認証プロバイダーの指定] > [既定のゾーン] > [信頼できるIDプロバイダー]リストに移動します。
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リストにOktaが表示されていることを確認します。

重要
Okta People Pickerをインストール、アンインストール、または更新するときは、必ずOkta IDプロバイダーを無効にしてください。Okta People PickerとOkta認証をアンインストールするを参照してください。