インラインフックをプレビューする

新しいインラインフックを有効にする前にプレビューすることで、カスタムコードとの相互作用を確認します。インラインフックリクエストを構成して、コードの応答のトラブルシューティングを行うことができます。

現在、SAML、登録、テレフォニー、トークンインラインフックをプレビューできます。

一般手順

テレフォニーインラインフックをプレビューする

トークンインラインフックをプレビューする

一般手順

  1. Admin Consoleで、[Workflow(ワークフロー)][Inline Hooks(インラインフック)]の順に移動します。
  2. プレビューするインラインフックを探し、その[Actions(アクション)]メニューをクリックします。デフォルトでは、アクティブなインラインフックが最初に表示されますが、タイプまたは名前で表を並べ替えることができます。
  3. [Preview(プレビュー)]を選択します。
  4. [Preview(プレビュー)]タブで次のタスクを実行します。
    • [Configure(構成)]セクションで、[user profile(ユーザープロファイル)]ドロップダウンメニューからユーザーを選択します。
    • [Preview example Inline Hook request(サンプルインラインフックリクエストのプレビュー)]セクションで、[Generate Request(リクエストを生成)]をクリックします。リクエストのJSONペイロードのサンプルに、構成したユーザープロファイルオブジェクトが自動入力されていることを確認します。
    • 任意。[Edit(編集)] をクリックして、リクエストのJSONペイロードをカスタマイズします。
    • [View Response(サービス レスポンスの表示)]セクションで、[View Response(レスポンスの表示)]をクリックします。

生成されるフックのプレビューデータにはプレースホルダーの値が含まれる場合があり、プレビューリクエストとは異なる場合があります。

テレフォニーインラインフックをプレビューする

サービスプロバイダーのテレフォニーフックを構成したら、[Preview(プレビュー)]アクションを使用してその動作をテストできます。

テレフォニーサービスプロバイダーへの接続をテストするには:

  1. Admin Consoleで、[Workflow(ワークフロー)][Inline Hooks(インラインフック)]の順に移動します。

  2. 現在[Active(アクティブ)]であるテレフォニーインラインフックを特定します。

  3. [Actions(アクション)]をクリックし、[Preview(プレビュー)]を選択します。

  4. 有効なAuthenticatorとして電話が設定されているユーザーのユーザープロファイルを選択します。

  5. テストするSMSテキストメッセージまたは通話を発生させるイベントを選択します。

    たとえば、次のイベントアクションのいずれかを選択します。

    • MFAの登録

    • MFAの検証

    • アカウントのロック解除

    • パスワードリセット

  6. [Generate Request(リクエストの作成)]をクリックして、テレフォニープロバイダーに送信するHTTPリクエストを生成します。

  7. 任意。[Edit(編集)]をクリックして作成されたリクエストに変更を加えます。

    たとえば、プロファイルを編集して、テスト目的で使用する電話番号にテキストメッセージを送信することができます。

  8. [View Response(レスポンスの表示)]をクリックして、サービスプロバイダーからのレスポンスを表示します。

トークンインラインフックをプレビューする

サービスプロバイダーのトークンインラインフックを構成したら、[Preview(プレビュー)]アクションを使用してその動作をテストできます。

  1. Admin Consoleで、[Workflow(ワークフロー)][Inline Hooks(インラインフック)]の順に移動します。

  2. 現在[Active(アクティブ)]であるトークンインラインフック名を特定します。

  3. [Actions(アクション)]をクリックし、[Preview(プレビュー)]を選択します。

  4. [Configure Inline Hook request(インラインフックリクエストの構成)] ブロックで、以下のフィールドに入力します。

    • [Select a user(ユーザーの選択)]:アプリケーションに関連付けられた、所属org内のユーザーです。

    • [Select an application(アプリケーションの選択)]:OIDCサンプルアプリケーション名です。

    • [Select an authorization server(認可サーバーの選択)]:認可サーバー名です。

    • [Select a grant type(付与タイプの選択)]:アプリケーションの付与タイプです。

      暗黙付与タイプに対しては、レスポンスタイプtokenid_token、または両方を選択します。

    • [Select scopes(スコープの選択)]:付与されたスコープです。

  1. [Generate Request(リクエストの作成)]をクリックして、外部サービスに送信するHTTPリクエストを生成します。

  2. 任意。[Edit(編集)]をクリックして生成されたリクエストに変更を加えます。

  3. [View Response(レスポンスの表示)]をクリックして、サービスプロバイダーからのレスポンスを表示します。

関連項目

インラインフックを追加する

インラインフックの使用状況のメトリクスを表示する

インラインフックを削除する