エンドユーザーダッシュボードのタブを管理する
カスタマイズ設定では、エンドユーザーダッシュボードのタブを追加または削除して、表示するアプリを選択できます。
概要
- 最大4つのダッシュボードタブを作成します。
- タブ間およびタブ内でアプリをドラッグアンドドロップします。
- 個々のエンドユーザーのダッシュボードをプレビューして、割り当てられているorg管理対象アプリと、そのアプリが配置されているタブを確認します。
- 構成したダッシュボードを新規のアクティブ化されていないユーザーに適用するか、すべてのアクティブ化済みユーザーに適用するかを選択します。
制限事項
- この機能を構成するには、管理者にスーパー管理者、org管理者、またはモバイル管理者の権限が必要です。
- この機能を使用してアプリを割り当てたり削除したりすることはできません。これらの操作については、「アプリ統合を割り当てる」および「アプリ統合を削除する」を参照してください。
新規のアクティブ化されていないエンドユーザーにダッシュボードを適用する
この手順の実行後にアクティブ化したすべての新規エンドユーザーには、Oktaへの最初のサインインで、作成したタブと割り当てられたアプリが表示されます。これにより、エンドユーザーの初日のエクスペリエンスを管理できます。エンドユーザーは、サインインすると、タブ内およびタブ間でアプリを移動したり、独自のタブを作成して個人用アプリを追加したり、タブを削除したりできます。新規でアクティブ化されていないさまざまなエンドユーザーセットに、さまざまなダッシュボードを適用できます。たとえば、ある新規エンドユーザーセット用にダッシュボードを構成して、そのエンドユーザーをアクティブ化することができます。次に、別の新規エンドユーザーセット用に別のダッシュボードを構成して、そのエンドユーザーをアクティブ化します。アクティブ化されてOktaにサインインすると、2つの新規エンドユーザーセットには異なるダッシュボードが表示されます。
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管理コンソールで に移動します。
- ダッシュボードを構成します。次のいずれかを実行できます。
- タブを作成します。+記号をクリックし、名前を入力して、[Save(保存)]をクリックします。タブは3つまで作成できます。
- タブの名前を変更します。タブにカーソルを合わせ、鉛筆アイコンをクリックします。
- タブにアプリを追加します。アプリをタブにドラッグアンドドロップするか、現在のタブ内でアプリを移動します。
- タブを削除します。最初にタブからすべてのアプリを削除し、次に[Delete(削除)]をクリックします。
- ユーザーのホームページをプレビューします。「エンドユーザーのダッシュボードをプレビューする」を参照してください。
- [Apply dashboard to new users(ダッシュボードを新規ユーザーに適用)]をクリックします。
- ユーザーアカウントをアクティブ化します。
すべてのアクティブ化済みエンドユーザーにダッシュボードを適用する
- [Settings(設定)]>[Customization(カスタマイズ)]に進みます。
- [End-user dashboard(エンドユーザーダッシュボード)]をクリックします。
- ダッシュボードを構成します。次のいずれかを実行できます。
- タブを作成します。+記号をクリックし、名前を入力して、[Save(保存)]をクリックします。追加のタブは3つまで作成できます。
- タブの名前を変更します。タブにカーソルを合わせ、鉛筆アイコンをクリックします。
- タブにアプリを追加します。現在のタブ内で、または別のタブにアプリをドラッグアンドドロップします。
- タブを削除します。最初にタブからすべてのアプリを削除し、次に[Delete(削除)]をクリックします。
- ユーザーのホームページをプレビューします。「エンドユーザーのダッシュボードをプレビューする」を参照してください。
- [Apply dashboard to all users(ダッシュボードをすべてのユーザーに適用)]をクリックします。
- すべてのエンドユーザーにダッシュボードを適用すると、orgでアクティブ化されているすべてのエンドユーザーの現在のダッシュボード構成が上書きされ、すべてのエンドユーザーのアプリが新しい場所に移動されます。エンドユーザーの個人用アプリは、[My Apps(マイアプリ)]という新しいタブに統合されます。これらの変更は元に戻せません。
- このオプションを使用すると、エンドユーザーダッシュボードの外観と構成が大幅に変更される可能性があるため、変更内容について事前にエンドユーザーに通知することをお勧めします。
- ダッシュボードの更新が完了するまで時間がかかります。この処理中、ボタンは無効になり、ダッシュボードは編集できません。
- 新しいダッシュボードが適用されたことを確認するために、Oktaは、すべてのエンドユーザーにダッシュボードを適用した管理者に自動的にメールを送信します。エラーが発生しているアプリがある場合は、修復のためにOktaサポートに提供できる一意のIDがメールに記載されています。
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管理者がダッシュボードをカスタマイズすると、エンドユーザーの[Home(ホーム)]ページにバナーが表示されます。
エンドユーザーのダッシュボードをプレビューする
ページの下部にある[View a user's dashboard(ユーザーのダッシュボードを表示)]をクリックします。ユーザーの名前を入力してリストから選択し、[Preview(プレビュー)]をクリックしてユーザーのダッシュボードのプレビューを表示します。この機能はいつでも使用できます。
この機能を使用すると、ユーザーのセクションと、ユーザーによるorg管理対象アプリの編成方法を表示できます。org管理対象アプリのみが管理者に表示されます。管理者には、セルフサービスアプリやエンドユーザーの個人用タブは表示されません。
注意:orgに適用していない変更を行った場合、それらの変更はプレビューモードに入ると失われます。