グループの優先順位付けのユースケース

このユースケースは、Office 365アプリで[Combine values across groups(グループ間で値を結合)]オプションを使用すると、属性データを統合するのにどのように役立つかを示しています。

Office 365がOktaに導入した属性の1つに、ライセンスがあります。この属性は、org内の様々なグループで共有される可能性があります。ユーザーがエンジニアリングと営業という2つの異なるグループに割り当てられており、属性が重複している場合、[Combine values across groups(グループ間で値を結合)]を使用することで、属性を統一することができます。

たとえば、Mike BarnesというユーザーにOffice 365アプリが割り当てられているとします。Mikeは、Oktaでグループとして表示されているエンジニアリングチームと営業チームの両方のメンバーです。

どちらのグループもOffice 365からライセンスデータを受け取ります。[Use Group Priority(グループの優先順位を使用する)]オプションが選択されている場合は、Mikeはグループの優先順位が最も高いエンジニアリングチームからのみ属性を受け取ります。

[Combine values across groups(グループ間で値を結合)]オプションが選択されている場合、属性が結合されるため、Mikeはエンジニアリングチームと営業チームの両方から属性を受け取ります。

関連項目

アプリケーショングループの優先順位付け

属性グループの優先順位を割り当て